中国旅行なら古鎮(こちん)泊がおすすめ!古き良き文化を感じる、美しい古鎮ホテル

古鎮(こちん)とは、日本語に直訳すると「古い町」。日本の観光地置き換えるなら、倉敷や大内宿などの昔ながらの建物が並ぶ街並みという感じでしょうか。古鎮では、中国の古き良き時代にタイプスリップしたかのような体験をさせてくれ、おまけに宿泊ができる施設もあります。 筆者が出張で度々上海近隣訪れた際に立ち寄った中で、特にお気に入りの「古鎮」をご紹介します。

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浙江省寧波市慈溪県にある嗚鶴古鎮(ミンフーグゥジェン)

上海から2時間半ほどに位置する寧波(ニンポー)市。海に面しており、海鮮料理が美味しく、自然もあり、日本人にもおすすめの観光スポットです。
嗚鶴古鎮(ミンフーグゥジェン)は、寧波市内より車で1時間、慈渓中心部から30分ほどのところにあります。
嗚鶴古鎮は、明清時代の古い街並みがそのまま残る水郷で、金仙禅寺という南朝梁代に建てられた千年以上の歴史を持つお寺もあり、フォトジェニックな風景が広がっています。
かつては杭州湾へ続く水運の要所でした。水運と江南建築の建物がとても美しい古鎮です。
寧波市内より車で1時間、慈渓中心部から30分。
■住所:寧波市慈溪県嗚鶴鎮
■年中無休・入場無料

民宿〜「銀号客桟」は浙江省の年間優秀民宿に選ばれた宿

嗚鶴古鎮にある民宿「銀号客棧(インハオクーチェン)」の室内は、明清時代の調度品で設えられ、華やかながらも落ち着いた雰囲気です。清潔感もありますので、安心して宿泊できる民宿です。
清の時代の2階建て院落式走馬楼(「院落式」とは中庭を囲むように家屋が建てられる伝統的な家屋建築で、「走馬楼」とは中庭を囲む四方すべてを廊下付きの家屋が囲っている様式をいう)は、既存の建物を生かしてリフォームされています。
旧跡の保護、文化的展示、観光・レジャー、保養などが一体となった旅館です。清の時代にタイムスリップしたかのような気分を味わえますよ!

価格はお手頃なのも魅力的

一番高い部屋でも1泊988元程度です。日本円なら16500円ほど。1泊468元のツインルームでも十分な広さがあります。建物は古鎮なので古いですが、室内はリニューアルされているので、とても清潔感があります。

古鎮巡りのススメ

寧海(ニンポー)まで来れたらぜひ足を運んで欲しいとっておきの古鎮です。
古くから残る町並みは、そこに住む人々と共に歴史文化保護区とされています。現在も人が暮らしており、古鎮に暮らす人々の日常を垣間見ることが出来ます。
(住所:寧波市寧海県前童鎮前童村)(入場料:70元)
石浦古城は漁師町です。中国最古の海洋漁業の発祥地とも言われています。
毎年9月初旬〜中旬に、ここで開催される開漁節は、象山県の風物詩となっています。季節ごとにそれぞれの味わいがあるので、度々訪れたくなる魅力的な古鎮です。
(住所:寧波市象山県新橋鎮)(古鎮は年中開放されている)

古鎮(こちん)を探しに寧波(ニンポー)へ行こう!

都会的で人も多い上海も魅力的ですが、特に今一番気に入っているのが、寧波の古鎮巡り。嗚鶴古鎮以外にも、たくさんの古鎮があり、観光できる場所も多く存在しています。

グルメも中国文化も楽しみたい、そんな中国・上海方面の旅をご予定なら、寧波で古鎮巡りをしてみてはいかがでしょうか。

寧波は上海から新幹線で約2時間。ちょうど東京から新潟や長野に行くような距離感でしす。日帰りでも充分楽しめますが、古鎮ホテルでゆったりした時を過ごすのが筆者のおすすめ!

寧波は日本ともかかわりが深く、かの遣唐使が降り立った地。曹洞宗の開祖「道元」が修行をした町で、勘合貿易など学生時代に学んできた歴史の舞台でもあります。歴女ならそそられる物語が沢山存在していますよ。

グルメも歴史も自然も楽しみたい、欲張り女子に魅力的な寧波。一度行ってみてはいかがでしょうか。

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欲張りなアラフォー女子グルメ・美容・旅・・・欲張りなアラフォー女子です。

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