ママンのおやつ
港区三田で愛されるケーキ屋さん。ケーキが大好きなオーナーにより1983年に創業。屋号の“グーテ・ド・ママン”はフランス語で「ママのおやつ」という意味に由来。創業当時はオーブンに慣れず、思うようにケーキが作れないため「売り切れ」としているうちに、いつも売り切れになっていると評判になってしまうなど苦労もあったという。添加物や香料、お酒を控えめにしたお菓子が特徴で特に南蛮釜で焼き上げる硬めのクラシックプリン「キャラメルプディング」や季節の果物を使用したロールケーキが人気。 ◆場所 三田駅から徒歩11分 ◆営業時間 11:00 ~ 19:00 ◆定休日 日曜日、月2回月曜日 ◆混雑状況 休日の昼に足を運びました。 15分ほど待ちました。 ◆本日は【本日のおすすめ】(¥500)+【キャラメルプディング】(¥600)+【ダージリンティ】(¥715)をオーダー。 三田にある6名用のテーブルと、4名用のテーブルがそれぞれ置かれた小さな喫茶店。テイクアウトとしても人気のようで殊に「村田さんのいちごショートケーキ」は予約で完売していた。 今回は本日のおすすめ“苺のシュークリーム”と、雑誌でも掲載されているキャラメルプディング、ダージリンティをオーダー。 オーダーして数分で運ばれてきたキャラメルプディングは液状のカラメルがプリンの上で踊る。口にしてみるとプリンは卵感がたっぷりで滑らかなクラシック。プリン自体に甘さがあるのでカラメルはビターなテイストとお酒のリキュール感で仕上げるような役割をしており“大人”の味わい。 透明感のあるダージリンティはすっきりとした飲み口で花のように広がる。 苺のシュークリームは一見パンのようにも見えるがサクッとした生地は間違いなくシュークリームのパイ生地でホイップの中にはカスタードがたっぷり。ホイップ×カスタード×苺の自然な酸味が合わされば一撃必殺。いつのまにか雑念を捨て美味しいという感情だけが頭に浮かんだ。 スペースが小さいことだけ難点だが、美味しいスイーツを楽しめるとても居心地が良い空間だった。