三重県にある「赤目四十八滝」はご存知ですか?「日本の滝100」「森林浴の森100選」「遊歩100選」に選ばれるなど、数ある渓谷の中でも美しいと人気のこの場所。自然に癒される絶景スポットである赤目四十八滝について詳しくご紹介していきます。
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緑と青の世界
photo by acoustic
日本に数多ある自然の絶景。海外が規模の大きい絶景ならば、日本は静かで美しい景色が特徴です。特に山や滝、川を多く持つ日本ならではの絶景が「渓谷」。自然の風と川の通り道である渓谷には、緑と青に包まれた幻想的な世界が広がっています。
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「赤目四十八滝」とは
三重県の東、奈良に程近いところに位置する自然の渓谷「赤目四十八滝」。「日本の滝100」「森林浴の森100選」「遊歩100選」に選ばれるなど、その美しさから多くの人が訪れる人気の場所になっています。
何と言っても4kmにもわたる遊歩道沿いにいくつも現れる滝と、周りを囲む自然。それらがとっても美しいんです。道は歩きやすいよう整備はされていますが、そこまで人の手が入ったような作りではないので、自然の中に迷い込んだような感覚を味わうことができます。
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代表的な滝「赤目五瀑」
赤目四十八滝にある滝の数は、目で確認できるだけで滝壷を含めて23瀑。名前の四十八滝とは「数が多い」という意味だそう。中でも大きくて存在感のある滝が「赤目五瀑」と呼ばれています。
不動滝(ふどうだき)
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「赤目五瀑」、歩いているとまず一番最初に出会うのが「不動滝」です。渓谷にかけられた橋から眺めることのできる大滝で高さ15m、滝壺の深さ10mに及びます。明治の中ごろまではこの滝より奥は原生林で立ち入ることができなかったのだそう。
千手滝(せんじゅだき)
不動滝からさらに先に進んだところ、歩き始めて20分ほどでこの滝にたどり着きます。この滝の名前は「千手滝」。高さ15m、滝壺の深さ約20mのこの滝の名前は、岩を伝って千手のように落水するところから名付けられたとも、千手観音にちなんで名付けられたとも言われています・
布曳滝(ぬのびきだき)
「千手滝」からすぐのところにある「布曳滝」も赤目五瀑の一つに数えられています。一条の布をかけたように落ちることから名付けられた滝。細く鋭く落ちる滝は美しい姿をしています。
荷担滝(にないだき)
ここ「荷担滝」までは入り口からおよそ70分とかなりの距離を歩くことでたどり着きます。「高さ8mの滝が岩を挟んでふたつに別れて流れ落ちるさまが、荷を担っているよう」であるため、この名前がついたのだそう。
琵琶滝(びわだき)
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赤目五瀑、最後に数えられるのが「琵琶滝」です。渓谷の奥地に位置するこの滝は周りを絶壁に囲まれており、滝壺の深さは10mほどと岩風呂のような様をなしています。そこから流れ出てくる水が美しいですよね。
これからの紅葉の季節に出かけよう!
夏は緑に染まった美しい渓谷ですが、秋になると紅葉で赤に染まり始めます。落ち葉が張り付いた岩などさらに魅力の上がる赤目四十八滝にぜひ訪れてみてくださいね。
※掲載されている情報は2017年9月に公開されたものです。必ず事前にお調べください。
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