”立山黒部アルペンルート”とは、北アルプスを貫き、富山と長野を結ぶ山岳観光ルート。
立山黒部アルペンルートは標高3,000m級の峰々が連なる北アルプスを貫く世界有数の山岳観光ルートです。富山県側の立山町「立山駅」から長野県側の大町市「扇沢駅」まで乗り物を乗り継ぎ、いくつもの景勝地を通って気軽に、雲上に広がる立山黒部の雄大な大自然を満喫することができます。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、施設によって営業時間の変更や休業の可能性があります。おでかけの際には公式HPでご確認ください。また、外出自粛要請の出ているエリアにおいて、不要不急のおでかけはお控えください。
RETRIPでは引き続き読んで楽しめるおでかけ情報を発信していきます。
大観峰駅&黒部平駅とは
大観峰駅
大観峰という場所は崖に出っ張っている場所に建っているので、屋上以外の外に出ることは出来ません。しかし、駅の屋上展望台から見渡すと黒部湖や後立山連峰の雄大な姿を見ることができ、アルペンルートを訪れたなら一度は見ておきたい景色です。
詳細情報
黒部平駅
黒部平は標高1,828mの平地に建っており、山の中に白い建物が目立っています。建物から一歩外に出ると、黒部平庭園があり、雄大な自然と青のロープウェイの絶景を満喫できる他、歩いてすぐの所には高山植物観察園があります。
詳細情報
大観峰駅&黒部平駅の乗り物
立山トンネルトロリーバス
トロリーバスは、バスと呼ばれていますが電力で走るため電車に分類されます。正式名称は無軌条電車です。3003mの雄山直下を貫く立山トンネルを走っており、2018年に関電トンネルトロリーが運行を終了したため、国内最後のトロリーバスになりました。日本一高所を走る電車でもあるので、マニアにとっては押さえておきたい乗り物なんだとか。開業当初はディーゼル車でしたが、環境保全と排気ガス抑制のためにトロリーバスになりました。
立山ロープウェイ
大観峰駅と黒部平駅の間にロープを支える柱が一本もなく、ワイヤーだけで結んでいるのが立山ロープウェイです。高低差約488m、距離約1.7kmは日本最長のワンスパン方式ロープウェイです。ロープウェイの真下は雪崩が多く支柱があれば崩れてしまうため、敢えて設けていません。そのお陰で360度パノラマの景色が楽しめ、動く展望台と呼べれています。
黒部ケーブルカー
日本で唯一の全線地下式ケーブルカーです。豪雪による被害防止のため地下を走っており、昭和44年の開業以来、地下だけを走り、一度も車輌を更新していません。標高差約400m、最大勾配31度の急斜面を走り、トンネルの中間地点で2台のケーブルカーがすれ違います。
大観峰駅の見どころ
雲上テラス
圧巻の大パノラマ!
断崖絶壁にそびえたつ大観峰駅の屋上にある、木製のテーブルとイスが落ち着いた雰囲気を出す「雲上テラス」です。
コーヒーを飲みながらのんびりと流れる雲を見るもよし、昇る朝日や落ちる夕日を楽しむもよし、大迫力の断崖や、連なる山々を一望できる絶景を眺めるもよしの場所です。
立山ホテル宿泊者は「ご来光バス(有料・要予約)」があり、後立山連峰の稜線から昇る日の出を見ることが出来ます。