新潟の離島、佐渡島。日本では、沖縄本島の次に大きい離島です。古くから流刑地として用いられ、そののち、砂金や金山が採れる場所として栄えました。結果として、この島には独特の日本文化が残っているのです。

豊かな自然が残る一方、佐渡金山の遺跡や古い町並みが残る宿根木（しゅくねぎ）は、フォトジェニックな写真スポットとしても人気を集めています。佐渡島は、関西からも関東からもアクセスが良く、観光地としておすすめな場所なのです。

そんな佐渡島にある七浦海岸。ここは、島の西側に面しており、10キロメートルほどの海岸です。奇岩がさまざまにあり、ぶらぶらと歩くだけでも楽しめる場所。磯遊びなどをするのも楽しいスポットです。

そんな七浦海岸の一番の魅力は、"夕日"。日本海に沈んでいく美しい夕日を眺めることが出来ます。その美しさは、「日本の夕陽百選」にも選ばれたほど。それでは、夕日を見るのにぴったりなスポットをご紹介していきます。

まずご紹介するのは、「長手岬」です。ここは、岬の一番南側にある夕日スポット。平たい岩場が広がっており、夕陽に焼けていく空が広大に広がって行きます。手を大きく開きたくなるような絶景があなたを待っています。

2番目にご紹介するのは、「高瀬の夫婦岩」です。長手岬から南に上がっていくと、二つの寄り添っている岩が見てきます。この辺りには、大きな奇岩が多くあり、ひとつひとつ見ていくと、楽しい時間を過ごせるでしょう。

不思議な奇岩とともに見る夕日は、まるで別世界のようです。夕陽によって色を変える水面に浮かぶ夫婦岩を見ていると、とてもロマンチックな気持ちになります。デートスポットとしてもおすすめな場所です。

最後にご紹介するのが「春日崎」。七浦海岸の一番北にある岬です。高台にあるため、夕陽に染まる海を上から見渡すことが出来ます。ポイントは、この「灯明台」。夕日がすっぽりと入ると、まるで火を灯しているかのような写真を撮ることが出来るのです。

いかがでしたか？　新潟の離島、佐渡島では素晴らしい夕日を見ることが出来ます。海岸で見る夕日は格別。あなただけの夕陽を写真におさめてみませんか。きっと素晴らしい旅の思い出になるはずです。
（※掲載されている情報は2017年11月に公開したものです。必ず事前にお調べ下さい。）