名古屋からお得に!楽に!立山黒部アルペンルートに行こう!

立山黒部アルペンルートは標高3,000m級の峰々が連なる北アルプスを貫く世界有数の山岳観光ルートです。今回は、アルペンルートに「お得に!」「ラクラク!」行けるとても便利なきっぷをご紹介します。

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このまとめ記事の目次

立山黒部アルペンルートとは?

立山黒部アルペンルートは、総延長37.2km、最大高低差は1,975m。そのほぼ全区間が中部山岳国立公園内にあります。富山県側の立山町「立山駅」から長野県側の大町市「扇沢駅」まで乗り物を乗り継ぎ、いくつもの景勝地を通って気軽に、雲上に広がる立山黒部の雄大な大自然を満喫することができます。
標高2,450mでは、雲海を見ることができ発生率はなんと50%!
どこまでも広がる雲海は空との境目が分からないくらいモクモクしています。
まさに雲上の別天地、立山黒部アルペンルートですね。

立山黒部アルペンルート行程図

アルペンルートは、ケーブルカー、高原バス、トロリーバス、ロープウェイなどの6つの乗り物を乗り継ぎ各エリアでさまざまな景色を楽しむことができます。訪れた人は大パノラマに感動し「日本じゃないみたい!」「スイスみたい!」と驚きます。

お得に!ラクラク!アルペンルートへ!

絶景を楽しめるアルペンルートの運賃は少々値段が高く、断念する人も多いはず。
そんな方にとっておきの情報をお伝えします!!
JR東海で発売している立山黒部アルペンきっぷを使えば、「お得に!」「便利に!」アルペンルートに行くことができます。

きっぷのご紹介!

JR東海と立山黒部アルペンルートの指定の乗り物がセットになったお得なきっぷです。
乗り物大好きな人にとっては、色々な乗り物に乗れてわくわくが止まらないはず!
初めての方に分かりやすくグルメや宿泊も合わせてモデルコースでご案内します。

ひだコース(高山線・中央線経由タイプ)

富山(高山線経由)、信濃大町どちらからでもアルペンルートに入れる周遊タイプのきっぷです。
【発駅と料金】
 静岡:   おとな 24,890円  こども 12,650円
 浜松:   おとな 23,960円  こども 11,830円
 名古屋市内:おとな 18,610円  こども 9,360円
 岐阜:   おとな 18,610円  こども 9,360円

4つの駅から選ぶことができます。

名古屋市内からアルペンルートに行く!

それでは、立山黒部アルペンきっぷを使って名古屋市内からのモデルコースをご紹介します。
「特急しらさぎ」を使い、「特急ワイドビューひだ」と「特急ワイドビューしなの」の2コースから選べることができます。今回は、ワイドビューひだに乗りましょう。

【1日目】12:00 名古屋駅を出発

まずは名古屋駅で昼食を食べてから12時台の東海道・高山線ワイドビューひだに乗車します。
立山黒部アルペンきっぷを使えば、普通車指定席が利用できます。
電車に乗って約4時間、16時台に富山駅に到着します。
富山駅前の予約したビジネスホテルに荷物を置きに行き、夕食を食べに再び富山駅前へ。

18:00 夕食はお寿司で決まり!

富山県に来て絶対食べておきたいのが、お寿司!富山湾で獲れた新鮮なネタを思いっきり食べ、明日からのアルペンルートに備えましょう。
旅行の初日は、ホテルにすぐ戻りたっぷり睡眠を取る事をオススメします。

【2日目】6:00 電鉄富山駅を出発

電鉄富山駅を6時台に出発すると、立山駅には7時に到着します。
立山駅では、きっぷうりば窓口でJRアルペンきっぷを見せると当日乗車券と引換えができ、ケーブルカーに乗ることが出来ます。

8:00 美女平駅を出発

美女平に到着したら室堂行きの直行バスに乗ります。
もし、待ち時間が発生していたら外へ出てみるのもアリです。大きな杉が出迎えてくれます。

美女平

富山県中新川郡立山町芦峅寺字ブナ坂美女平

3.05 120

9:00 室堂に到着

室堂散策マップ

美女平から室堂までは高原バスで約50分です。室堂には9時過ぎに到着するので、まずは屋上に行き大パノラマを楽しみます。富山駅から約3時間で手軽に標高2,450mに来ることができます。

みくりが池に行って天然温泉に入ろう!

室堂に到着したら、みくりが池に行きましょう。ここは絶対に外せない絶景スポットです。
天気の良く風のない日は、湖面が水鏡のようになり雄大な立山を映し出します。
室堂ターミナルから徒歩20分で天然温泉に入ることができる「みくりが池温泉」に行けます。
大浴場からは地獄谷を眺めることができ、絶景を楽しみながら入浴しましょう。
白く濁る硫黄の香りの100%掛け流しのお湯が、1日の疲れを温かく癒してくれます。
どなたでも日帰り入浴が可能です。フェイスタオルやバスタオルは販売しており、シャンプーやリンスは備え付けているので手ぶらでOKです。
時間:9時~16時
料金:大人700円、小人500円
温泉にゆっくり入った後は、すこし小腹が空いてくる頃です。
みくりが池温泉は、ブルーベリーを使ったスイーツが有名です。中でもブルーベリーチーズケーキは絶品で、30年以上変わらぬ味を守り続けている人気商品です。あっさりレアチーズケーキに甘いブルーベリーソースとの相性は抜群!
そのままみくりが池を一周しましょう。室堂ターミナルまでは約40分です。
ランチタイムまで少し時間があるので軽く運動するには良いです。
みくりが池周辺は雷鳥が多く観察することができ、特に5月~6月は絶好のチャンスです。

12:00 室堂ターミナルでランチタイム

ゆっくり散策した後は、室堂ターミナル内でランチをしましょう。
手軽に食べられるB級グルメやレストランがたくさんありますが、おすすめはホテル立山のティーラウンジりんどうです。
店内はシックなふかふかのソファーとシャンデリアがあり、標高2,450mにいることを感じさせません。
ランチタイムのおすすめは、国産牛フィレ肉のステーキランチです。シェフが厳選した牛フィレ肉に醤油ベースのソースは絶品です。山の上の食事は、期待していない人が多いかもしれませんが、ここのお肉はジューシーでビックリします。サラダ、スープ、ライスが付いて男性でも大満足できる一品です。

13:00 室堂を出発、大観望に到着。黒部ダムを目指す!

室堂でのランチの後は、トロリーバスに乗って約15分で大観望に行きましょう。
大観望の屋上には雲上テラスがあるので、乗り物の待ち時間にゆっくり景色を眺めてはいかがでしょうか。

13:30 大観望を出発、黒部平に到着。

黒部平までは、ロープウェイに乗って約10分で移動します。支柱がないロープウェイで日本で一番長い乗り物です。
黒部平で外せないグルメは「立山ブラックソフトクリーム」です。黒部平には植物園や屋上展望台があるので、乗り物の待ち時間の食べ歩きには持って来いです。

14:00 黒部平を出発、黒部湖に到着。

いよいよメインの黒部ダムに到着です。
エメラルドグリーンに輝く湖面、大迫力の放水と虹は誰もが感嘆する絶景スポットです。
黒部ダムには屋上展望台やレインボーテラス、黒部の湧き水など見どころがいっぱいです。
1時間あれば楽しめるので散策してみてください。
時間があれば、日本一高所の湖面を走る黒部湖遊覧船「ガルベ」に乗りましょう。ガルベは30分かけてエメラルドグリーンの神秘的な黒部湖を一周し、爽快な気分を味わうことが出来ます。

16:00 黒部湖を出発、室堂に到着。

黒部ダムを満喫したあとは、室堂まで一気に戻ります。
季節によって室堂までの最終便の時間が異なるので時刻表を確認してください。

室堂のホテル立山に宿泊

今夜はホテル立山に宿泊します。
室堂ターミナルに直結したホテルで、散策ルートなどへのアクセスも抜群です。3,000m級の山々を間近に大自然を満喫できます。
ホテル立山のディナーは、和食と洋食を選択できます。どちらも富山の食材をふんだんに使い、高地とは思えない料理の数々に舌鼓を打ちます。
標高が高く、空気も澄んでいる、星に一番近いリゾート地の室堂周辺では、天の川や流れ星などの満天の夜空を楽しむことができます。
一生の思い出になる景色が待ち受けています。
旅に疲れを癒すために早めの就寝をおすすめします。

8:00 室堂出発し、弥陀ヶ原に到着。

このアルペンきっぷの最大メリットは、アルペンルート内であれば何回でも乗り降りできることです。行きの行程で時間が無く、弥陀ヶ原に下車できなかったときは追加運賃なしで戻ることが出来ます。
時間があればぜひ弥陀ヶ原に下車してください。
弥陀ヶ原は壮大な緑の湿地を気軽に散策できます。晴れた日はどこまでも広がる青空を眺めながら木道を歩くことができるので気分爽快です。
まるで尾瀬のようですね。
散策したあとは、弥陀ヶ原ホテルのロビーラウンジで「雲海コーヒー」で休憩を。
弥陀ヶ原は室堂や他のエリアと違って、混雑することなくゆっくりと過ごせます。
時間が止まったような気分です。

10:00 弥陀ヶ原に出発、黒部湖に行く。

弥陀ヶ原から一気に黒部ダムまで行きます。
途中の駅で気になったお土産やグルメなどは、このタイミングで買っておくと良いですね。

12:30 黒部ダムに到着。

黒部ダムにはお昼ごろに到着するので、こちらのレストラン名物「黒部ダムカレー」を食べましょう。
ライスは堰堤、ほうれん草ペーストのルーはダム湖、さくさくコロッケはガルベ、ポテトサラダは放水をイメージしています。
黒部ダムに来たからには、外せない一品です。
インパクトのあるカレーソフトクリームもあります。隠し味にカレー粉をかけるのがポイントです。他のソフトクリームよりも値段がリーズナブルでミニサイズなので挑戦しやすいです。夏になるとかなりの人が召し上がっています。

13:00 扇沢駅に到着、信濃大町駅に向かう。

扇沢から信濃大町まではアルプス交通の路線バスに乗り、約35分で移動します。
帰りのバスではゆっくり揺られ、爆睡することでしょう。

13:40 信濃大町に到着、名古屋駅に向かう。

19:00 名古屋駅に到着

信濃大町から松本までは大糸線を使い、松本から名古屋までは「ワイドビューしなの」を利用しましょう。
「アルペンきっぷ」は、JRを利用してアルペンルートに入れる周遊タイプのきっぷです。
とてもお得でラクラクで更にアルペンルート内は何回でも行き来や乗り降り可能です。

名古屋からお得に気軽に行こう!

JR立山黒部アルペンきっぷを使えば、名古屋から便利に山岳観光地に行けます。
たくさんの乗り物に乗って、グルメを堪能して、景色を楽しみ、お得に行ける…
こんな便利なきっぷを使わなきゃ損ですよ!
この機会にぜひ使ってみてはいかがでしょうか。

※掲載されている情報は2018年3月時点のものです。必ず事前にご確認下さい。

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ライター紹介このまとめ記事を書いた人

tateyama-kurobe富山県と長野県を結ぶ世界有数の山岳観光ルート!乗り物だけで3,000m級の立山連峰の絶景が、あなたの目の前に⛰✨

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