冬でも気温18度!寒さを知らない“小笠原諸島”のアクティビティ7つをご紹介

首都圏からおよそ1000㎞南下したところに位置する小笠原諸島。東京都とは思えないほど距離の離れたこの地域、夏のお出かけスポットとしては非常にメジャーですが、実は冬こそ、この小笠原諸島を満喫するにはピッタリの季節なのです。今回は小笠原諸島に夏だけ行ったという人も、行ったことがない人もぜひ知ってほしい冬の小笠原諸島を満喫できるアクティビティをご紹介します。(※掲載されている情報は2017年11月に公開したものです。必ず事前にお調べ下さい。)

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このまとめ記事の目次

①この季節限定のホエールウォッチングツアー

小笠原諸島では陸からも海上からでもクジラの姿を観測することができますが、12月からは小笠原の各観光協会が主催するツアーも多く実施されます。船の上からクジラの姿を間近に楽しめるだけでなく、水中マイクで「ソング」と呼ばれるクジラたちの声を聞くこともできます。
ザトウクジラの来遊期間は12月ごろから5月末までですが、特に2月から4月からは遭遇率が格段に高くなるようです。小笠原は繁殖海域でもあることから子育ての様子を見ることができたり、運が良ければイルカにも出会えるかもしれません。気温は高めですが、海上は風が冷たく感じることもあるので上着は忘れないようにしましょう。

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②純青の海をイルカと泳ぐ ドルフィンスイム

海上からイルカやクジラを観察するのも楽しいですが、そこから一緒に泳いでみたいと思う人も多いのではないでしょうか。小笠原は真冬の12月~2月ごろでも海水の温度は20度前後と、気温よりも高くなります。そのため、通年でドルフィンスイムを楽しむことができます。
イルカは親しみやすく穏やかな性格のため、こちらから驚かすようなことをしなければイルカ側から近づいてきてくれることも珍しくありません。初心者でもライフジャケットを着用すれば安全に楽しく泳ぐことができます。ホエールウォッチングツアー同様、各観光協会からツアーが実施されています。ご参考下さい。

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③シーカヤックで自由な海上散策

どこまでも続く小笠原諸島の純青の海。そんな広大な海を最大限に満喫するのであればシーカヤックは外せない選択肢でしょう。水面は冬季にはさらにその透明度を増し、海中の珊瑚や魚を観察しやすくなります。自分のペースで散策できるので、写真をたくさん撮りたい方にもおすすめです。
シーカヤックの操作はとても簡単で、慣れていない方でもガイドの方が丁寧に教えてくれます。ぜひシーカヤックでしか行けない秘密のスポットも探してみてください。冬季であれば台風や天候の心配も比較的少なく、暖かい小笠原の風を浴びながらのんびり散策をできるでしょう。

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④レンタサイクルで父島一周サイクリング

シーカヤックと同じく、島内部を自由自在に散策したいときはサイクリングがおすすめです。島内にはレンタサイクルやレンタルバイクが非常に充実しているため、わざわざ持ち込む必要もありません。同時にシュノーケリングを楽しみたい人向けのセットプランも用意されているようです。
父島をサイクリングする際は、ぜひ島一周にチャレンジしてみてください。ルートにも寄りますが、総距離はおよそ30㎞前後。山岳部も多いですが、体力に自信のない方には電動アシスト付き自転車もレンタルされています。島の隅々まで、パンフレットに載らないような隠れスポットも見つけられるかもしれません。1日を島で過ごす方にはとても魅力的なアクティビティであること間違いないでしょう。

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⑤小笠原の固有の動植物に触れる

小笠原諸島はこれまで一度も他の大陸とつながったことがない海洋島です。この地域で発達を遂げた動植物は、海流・風・鳥などにより持ち込まれたものがほとんどで、独自の進化を遂げました。現在小笠原諸島で観測される自生種の約5割が固有種とされ、日本有数の「固有種の宝庫」とも呼ばれています。
そんな小笠原諸島の固有種も、外来種の上陸により1980年頃以降に数が劇的に減り始め、絶滅してしまった種類も少なくありません。現在、環境省も総じて小笠原の固有種を守ろうと尽力しており、その一環として島では固有種と触れ合うツアーが数多く用意されています(ホエールウォッチングツアーもその一つです)。まずはツアーに参加し、固有種を知ることから初めることも大事ですね。

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⑥サンセットクルーズで海上から極上の夕日を

アクティビティを思う存分楽しんだ後には、海上でのんびりサンセットクルーズはいかがでしょうか。サンセットクルーズにはぜひ船をチャーターし、自分たちだけのクルーズを楽しんでください。船の定員は9人から11人。気の合う仲間や家族と極上の時間を過ごすことができるでしょう。
あたり一面水平線に囲まれ海上から見る夕日は、陸上で見るものとはまた違った感動を味わえるでしょう。水温が高めで、運が良ければイルカやクジラと夕日の絶景コラボレーションも楽しめるかもしれません。小笠原での1日の締めくくりにはぜひサンセットクルーズに出かけてみてください。

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⑦ナイトツアーで海上の天体観測

首都圏から1000㎞もの距離を南下した先にある小笠原諸島。当然夜には人工的な光はほとんどなく、天体観測にはこれ以上ないくらい適した環境といえます。さらには12月下旬から2月下旬までは明るい一等星が最もたくさん見られる時期です。その中でもおおいぬ座のシリウスは、惑星を除いた中でもっとも明るい星として有名です。
ナイトツアーを主催している会社によっては夜でもクルーズ船が運航している場合もあります。また、小笠原諸島に行く道中の船からでも星空を楽しむことができます。小笠原諸島は昼間が曇りでも、夜が晴れることは多いということもあり、天体観測は欠かせないアクティビティでしょう。

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寒さを忘れる極上アクティビティを体験しよう

小笠原諸島は東京からのアクセスが船のみで、その移動も24時間以上と簡単に行ける場所ではないかもしれません。ですが、その先には季節を問わず楽しめる極上アクティビティが待っています。ぜひこの冬、寒さにうんざりしてしまったとき、夏に戻ったような体験ができる小笠原諸島にぜひ遊びに行ってみてはいかがでしょうか。(※掲載されている情報は2017年11月に公開したものです。必ず事前にお調べ下さい。)

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