2003年9月から2004年3月まで韓国で放送された「宮廷女官チャングムの誓い」の記念セット。海外で最もヒットした韓国ドラマ時代劇がこの「宮廷女官チャングムの誓い」です。チャングムが作った料理を王様に提供するシーンなどが蘇ります。

高麗時代(918年～1392年)に実在した奴婢から高麗の武臣政権の最高権力者となるキム・ジュンを描いたドラマ「武神」の舞台となった場所で、当時権力を持っていたチェ・チュンホンの息子、チェ・ウの屋敷を再現した建物です。建物が美しく、監督たちが好んで撮影する場所でもあります。

朝鮮時代、良民と賎民に分けられる身分階級の最上位の階級である両班（ヤンバン）が居住していた屋敷を再現したセットです。

庶民の暮らしを描くシーンで使われました。朝鮮時代にタイムスリップしたような感覚に陥ります。朝鮮時代、馬の医者から王の主治医にまでなったクァンヒョンを描いた「馬医」では、チニョンとクァンヒョンの花火デートのシーンなどを撮影。他に「九家の書」「トンイ」「チェクペ」「太陽を抱く月」」「アラン使道伝」「ホジュン〜伝説の心医〜」など多くのドラマに登場します。

朝鮮時代の警察署である捕盗庁と、罪人を閉じ込める獄舎。「善徳女王」「イ・サン」「チャクペ」「太陽を抱く月」「アラン使道伝」「武神」「ホジュン〜伝説の心医〜」「九家の書」などさまざまな作品に登場しました。ドラマのように、拷問や投獄のシーンを真似て写真撮影もできます。

高麗時代の栄州浮石寺、無量寿殿をモデルにして建てられたものです。「善徳女王」「トンイ」「太陽を抱く月」「武神」などの作品の背景になりました。華やかな色は使われていませんが、繊細で素朴な美しさのある建物です。

ソウルに現在も在る朝鮮王朝の宮殿、昌徳宮(チャンドックン）の正殿が仁政殿（インジョンジョン）です。その仁政殿を再現して造られました。歴代の王たちが政務を執り行う場所で、ドラマの中で頻繁に登場します。「善徳女王」の即位式や宴会シーン、「トンイ」の参内式などの重要なシーンを撮影しました。壮大なセットで、観光客や修学旅行生にも人気のフォトスポットです。

こじんまりした宮殿のセット。王妃、公主などの住居として使われます。「トンイ」ではチャン・ヒビンが毒薬を飲んで生涯を閉じた場所として使われました。模様や動線がとても美しい建物です。

「善徳女王」の撮影で造られたセット。「トンイ」「武神」「奇皇后」など多くのドラマで登場しました。美しい建物、風景で観光客にはフォトスポットとして人気。豪華絢爛で見応えもあります。

韓国時代劇には欠かせない武術アクションシーンが撮影される場所。「善徳女王」「武神」「太陽を抱く月」「輝いたり、狂ったり」などのドラマで格闘シーン等が撮影されました。

ドラマで登場する宮廷内の部屋、調度品、ドラマのヒロインたちが着た衣装も展示してあります。宮廷の衣装を着て写真を撮ったり、ドラマの登場人物のパネルと一緒に写真を撮ることもできます。

大長今パーク

⚫︎入場料
大人 7,000ウォン
中・高校生 6,000ウォン
満4歳〜小学生 5,000ウォン
満4歳未満 無料
⚫︎観覧時間
夏季 3月〜10月 午前9時〜午後6時
冬季 11月〜2月 午前9時〜午後5時
年中無休
最終受付は営業終了1時間前まで
⚫︎アクセス
住所 京畿道 龍仁市 処仁区 白岩面 湧泉里 778-1, 龍仁大長今パーク
車 （ソウル方面から）京釜高速道路 新葛I.C → 嶺東高速道路（戸法方向）→ 陽智I.C →
白岩方向に直進 → 栢峯交差点 → 大長今パーク
バス（ソウル方面から）ソウル南部バスターミナル（白岩行き）→ 105番バス
（チロンゴル⇄大長今パーク） → 大長今パーク
105番バスは、ハナロ薬局前で乗車、大長今パークの駐車場で下車
105番バスの時刻表は大長今パークのホームページで確認いただけます。
⚫︎ツアー
個人で行く他にツアー会社がソウルから日帰りツアーを敢行しています。

いかがでしたでしょうか？
韓国時代劇ドラマのファンにはたまらないスポットではないでしょうか。時期によっては実際にドラマの撮影に遭遇できるかもしれません。韓国の歴史を感じる場所、ソウルから約1時間半、ドラマの名場面が蘇る"龍仁大長今パーク"へぜひ足を延ばしてみてください。

*掲載されている情報は2017年11月時点でのものです。必ず事前にご確認ください。