①由布院駅
山陽新幹線博多駅からの特急列車や、福岡空港からJRの”ゆふいんの森”号の停車駅にあたる「由布院駅」をご紹介します。由布院の各観光地直結の路線バスが数多く運行する由布院観光の玄関地でもありながら、駅そのものもコンテンツに満ちた観光スポットです。高さ12mの吹き抜けロビーや、建物全体が黒で統一されたモダンさが特徴の駅舎です。
湯布院駅には駅には珍しい有料の足湯があり、駅に行き交う電車の往来を眺めることもできます。また、駅から運行している小型乗り合い観光バスは、イギリス製のクラシックカー「スカーボロ」を利用しており、この由布院駅の名物の一つです。由布院駅構内の観光案内所で乙実予約が可能です。
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②金鱗湖(きんりんこ)
湖底の一部から温泉が湧き出ていることで有名な金鱗湖(きんりんこ)は、由布院を代表する観光スポットです。1884年に儒学者の毛利空桑が、湖の魚のウロコが夕日に照らされて輝くのを見て「金鱗湖」と名付けられてと伝えられています。由布院駅から金鱗湖周辺まで続く「湯の坪街道」と合わせて楽しめます。
湖底から温泉が湧き出ているということもあり、水温が比較的高めの金鱗湖。気温の下がった冬の早朝に見られる朝霧は、温泉を含んだ湖が蒸発したもので非常に幻想的です。周辺には散策路も用意されており、朝の散歩をしながら朝霧の絶景を楽しむことができます。金鱗湖周辺は宿泊施設も充実しているので、朝霧の絶景を楽しみたい人にはそちらがお勧めです。
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③湯の坪街道(ゆのつぼかいどう)

JR由布院駅を出て真っすぐ進むと、②で紹介した金鱗湖周辺の散策路へと続く「湯の坪街道(ゆのつぼかいどう)」があります。江戸時代の雰囲気を感じさせる古民家街を模したレストラン、工芸品やオリジナルグッズを販売するショップの数々が通りの両側に建ち並んでいます。

由布院駅から金鱗湖までは「湯の坪街道」を素通りし、そのまま歩けばおよそ35分ほどの所要時間です。通りを1本外れた大分川沿いは、季節ごとの景色が楽しめる散策スポットで、街道とは打って変わって田園風景の落ち着いた雰囲気を楽しむことができます。
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④由布岳 狭霧台(さぎりだい)
狭霧台(さぎりだい)は、由布岳の麓の標高約680mに位置する、由布院盆地の町並みが一望できる展望台です。JR由布院駅から湯の坪街道、金鱗湖を超えてやまなみハイウェイを別府方面に車で10分ほど走った場所にあります。

展望台周辺は由布岳の山岳地帯に囲まれており、春から夏にかけては新緑の山と真っ青な大空のコントラスト、冬には雪景色と四季折々の風景を楽しむことができます。また、秋から冬にかけて朝には、由布院の町並み方面に幻想的な朝霧を観測できることもあります。