あなたを異世界へ誘う、カンボジア「アンコール遺跡群」の魅力とは

カンボジアといえば、9世紀初頭より600年もの間隆盛を極めた「アンコール朝」の寺院群「アンコール遺跡群」が有名ですよね。カンボジアがどこにあるかは知らなくても写真を一目見たら誰もが憧れをもつ世界遺産ではないでしょうか。そこでカンボジアをよく訪れる筆者が「アンコール遺跡群」の魅力はどれほどのものなのかご紹介します。

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このまとめ記事の目次

観光地として発展するカンボジア 「シェムリアップ」とは

世界遺産として有名なアンコール遺跡群の観光拠点となっているのが「シェムリアップ」という町。一年中観光客で賑わっているんです。特にパブストリートというお土産屋からマッサージ店などがずらりとならんだ観光街は1日中楽しめるほど充実していますよ。
極端な社会主義政策によって国内は混乱していました。1992年、国連による暫定政府が設置されたことによって内戦が終結し、新たなカンボジア王国が誕生し平和が取り戻されたのです。ここ20年で急激に都市開発が進み、その暮らしやすさから日本人も移住する人が増えているんですよ。

日が昇る瞬間、歓声が上がる「アンコールワット」

「アンコールワット」とは、クメール語で「寺院からなる都」という意味で、アンコール遺跡群のなかでも最大級の寺院になります。12世紀茉に建てられ、その壮大な建築様式に、千歳なレリーフは1日中見ていても飽きない素晴らしさです。
特に人気のアンコールワットをバックに映る朝日は絶景です。雨期は晴れることは珍しいのですが、下にたまった水たまりに影が映り、まるで異世界に来たような神秘的な光景を見ることができます。

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静かにほほ笑む塔「バイヨン」

続いては、アンコール朝が最も栄えた時期に建造されたといわれる「バイヨン寺院」です。アンコール・トムの中でも中心的存在のこの土地は、穏やかにほほ笑む観音菩薩の四面塔がいたるところに配置されています。昼間は心が落ち着くのですが、夜は正直少し不気味に感じてしまいますよね。
慈愛に満ちているその顔の表情は「クメールの微笑」と言われています。遠くから見ると巨大な岩山を思わせる独特の作りになっています。第一回廊には細かな壁面レリーフが描かれていて生き生きとした当時の生活が想像できます。

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自然と建築の融合美「タ・プローム」

独特なクメール建築と東南アジアの自然のコラボレーションが美しい「タ・プローム」です。特に遺跡中を覆いつくすほどの根と、巨大な樹が遺跡に絡みつく様子がインパクト抜群なんです。幻想的な世界観が多くの観光客を魅了しています。
東西に1000メートル、南北に700メートルも及ぶ広大な敷地に1万人あまりの住民がいたといわれています。年中猛暑のカンボジアですが、回廊の中は涼しく壁画を眺めながら座って休憩している人もいますよ。

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芸術性の高い「バンテアイ・スレイ」

シェムリアップから車で1時間ほどいったところにある「バンテアイ・スレイ」も魅力的な遺跡の一つです。なんとってもバラ色の砂岩が美しく、夕暮れ時にはより一層赤くみえます。見学通路は反時計回り、東門から入り西門から出るよう決められています。
保護のため立ち入り禁止となっていますが、「東洋のモナリザ」ともいわれるデヴァターは気品あふれる微笑みを浮かべています。フランスの作家アンドレ・マルローはその美しさに盗みを働こうとしますが逮捕され、その体験をもとに小説を発表したといわれています。

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まるでラピュタの世界「ベン・メリア」

最後に紹介するのは、あのジブリの名作天空の城ラピュタに出てきそうな「ベン・メリア遺跡」です。ジャングルに覆われた神秘の迷宮といえるその不思議な空間には筆者も驚きました。大半は崩壊が進んでいるため立ち入れませんがアンコールワットに類似した構成になっています。
ひっそりと眠る巨大遺跡は、小規模ながらも自然の雄大さを感じます。朽ちた廃墟のような風情ある光景は写真スポットとしても人気です。自由に歩き回ることは困難なため。現地ガイドに従って見学してみてくださいね。

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いかがでしたか?

筆者の体験からも、ぜひ実際に訪れて自分の目でこの神秘的な体験をしてほしいと思っています。古代遺跡や廃墟マニアならなおさらです。しかし一部のカンボジアの地域はまだ危険なところも存在するためぜひツアーを利用して旅行してみてくださいね。

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