今年の冬は、迷いと悟りの時間。京都の源光庵は1人になれる絶好の穴場だった。

みなさんこんにちは。だんだんと寒さも本格的になり、冬の足音が聞こえてきました。いかがお過ごしでしょうか。これから冬の休暇を取る人もいると思いますが、もう行先は決めましたか。今回ご紹介するのは、京都にある「源光庵」というお寺です。普段のストレスから解放されて一人になりたいときにぜひ訪れてほしい場所です。(※記載の情報は2017年11月時点のものです。必ず事前にお調べください。)

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このまとめ記事の目次

ストレス発散に、旅行に行きたい。

※画像はイメージです

冬がだんだんと近づいてきましたね。そろそろ冬の休暇を考え始める時期ではないでしょうか。と同時に、ストレス発散に旅行でも行きたい!という方も多いはず。もう行先は決まりましたか。

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行先はいつだって悩みどころですよね。有名な観光スポットも捨てがたいですが、一人でフラッと訪れてストレス発散することも重視していきたいです。普段の仕事のストレスから解放されるには、リフレッシュできる場所がいいかもしれません。

冬の京都は発見がいっぱい。

みなさん、冬の時期に京都に行ったことはありますか。かなり冷え込むこともあって、春や秋、夏の方が人気ではありますが、冬の京都には新しい発見がたくさんあります。普段の神社や寺とは全く違う顔を見せてくれます。
特に雪化粧をした京都の街並みや、歴史的建造物は圧巻ですよ。京都は一か所に観光スポットが集まっている場合が多いので、ひとり旅にはもってこいです。バスや電車が主な交通手段になってしまうので、天候の悪化には注意してください。

スポット情報

嵐山

京都府京都市右京区 嵐山

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実は穴場。あまり知られていない源光庵。

そこで今回ご紹介したいのは、京都にある「源光庵」というお寺です。源光庵は、1346年に徹翁(てっとう)国師が開山した寺院であり、臨済宗大徳寺派の寺院として建てられました。市バスを使って「源光庵前」というバス停で降りてすぐです。
実はこちらの寺院では、団体客の受け入れを行っていません。すなわち、修学旅行で訪れる子供たちや、海外からのツアー客の参拝は断っているので、かなり静かに参拝することができ、ゆったりと過ごすことができるのです。
参拝客は四季折々で魅せる顔の違うこの源光庵を楽しみに来るんだとか。ちなみに筆者が京都で一番好きなお寺なのですが、一度足を踏み入れると空気がキリッと引き締まって、不思議な気分になります。心が浄化されているような感じがするのです。

源光庵の見どころは?

①丸い窓と、四角い窓

続いて、源光庵の見どころを紹介していきます。まず、なんといってもこの丸い窓と四角い窓です。参拝客のほとんどがこの2つを目当てにここまで足を運んでいます。季節によって窓枠内の景色がガラリと変わるのが粋なポイント。
丸い窓は「悟りの窓」と呼ばれていて、角のないなめらかで清らかな心を表していると言われています。また、「禅の円通」とも呼ばれており、悟りを開ききった大宇宙を表現するフォルムであるとされています。
一方で、四角い窓は「迷いの窓」といって、人間が生まれてから死ぬまでの過程を表しているそうで、人間の生涯を4つの角で表現しています。この「迷い」とは釈迦の四苦のことをいっていて、人間が免れることのない試練を語っています。

②血天井

もう1つの見どころは、「血天井」と呼ばれる天井です。実は、京都・伏見桃山城の遺構。11600年、徳川家康の忠臣であった鳥居彦右衛門元忠の軍の約1800人が、石田三成軍と戦い、多くの武将が討死しました。
生き残ったおよそ380人全員も自決してしまい、流れた血の痕が床に残されました。亡くなった一党を冥福しようと、血痕の残された床板は5つの寺院にわけられ、一部が源光庵に。床板を天井にあげ、一党の魂の供養が行われたということです。

今年こそ源光庵に行こう!

いかがでしたか。今回は京都屈指の穴場スポット「源光庵」をご紹介しました。冬の旅行の参考になれば幸いです。京都の観光スポットはどこも混んでいて、なかなかしっぽいと感傷に浸ることができないかもしれませんが、源光庵なら一人でゆっくりできるのでおすすめです。(※記載の情報は2017年11月時点の情報です。必ず事前にお調べください。)

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