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このまとめ記事の目次

③「みくりが池温泉」

日本一高所にある天然温泉です。

源泉は地獄谷にあり、無加水・無加温、男女別の展望内湯が一つずつ。
白く濁る硫黄の香りの100%掛け流しの温泉は、日頃の疲れを癒してくれます。

日帰り入浴も可能で、営業時間は9:00~16:00まで。
料金は大人700円 小人500円。

アメニティはオリジナルフェイスタオル(300円)レンタルバスタオル(300円)レンタル浴衣(300円)があります。

アクセス

室堂駅から徒歩約20分ほどで「みくりが池温泉」に着きます。

喫茶店や売店などが充実しており、散策の休憩に最適な場所です。

詳細情報

営 業 期 間:4月15日〜11月25日(平成29年度)
日帰り入浴:可(9:00~16:00)
 泉 質 :うす乳白色の単純酸性泉
 料 金 :大人ひとり700円 小人ひとり500円

④「弥陀ヶ原(みだがはら)」

弥陀ヶ原とは?

弥陀ヶ原高原は、標高1600m~2100m、南北2Km、東西4kmにわたり広がる高原の大湿原です。この弥陀ヶ原を含む「立山弥陀ヶ原・大日平」が、貴重な湿原の自然を認められラムサール条約に登録されました。

ラムサール条約とは、湿原やそこに生息する動植物の保全を目的とした国際条約です。
標高2000mを越える地点での登録は国内初になり、「立山弥陀ヶ原・大日平」は、日本で最も高所にあるラムサール条約登録地です。
「湿地」になる場所は、”平らな地形”であり”水が貯えられる土壌”であることです。

弥陀ヶ原は、約20kmに渡る谷間を噴火によって発生した”火砕流”が埋め尽くして出来上がった溶結凝灰岩の平地です。広さでいうと室堂平の3倍近くになります。

そして、弥陀ヶ原の土壌は”泥炭”
標高の高い弥陀ヶ原では5~7m積もる雪が弥陀ヶ原の大地を覆います。

その大量の雪解け水を泥炭が貯え、弥陀ヶ原は湿原になりました。
「ガキ田」と呼ばれる池塘(ちとう)が点在し、どこまでも広がる湿原と太陽に照らされキラキラと光る池塘が見事な絶景を見せてくれます。

アクセス

室堂駅から高原バスで約30分ほどで「弥陀ヶ原」に到着します。

弥陀ヶ原のバス停についたら、必ず帰りのバスの時間を予約しましょう。
バス停のスタッフか、弥陀ヶ原ホテルのスタッフが受付をしています。

⑤「称名滝(しょうみょうだき)」

称名滝とは?

”日本の滝100選”にも選ばれた、落差350mの日本一の大滝「称名滝」
東京タワーがすっぽりと入ってしまう高さです。

4段から成る滝で、豊水期には毎秒数百㌧の水を落としています。

滝の音が「南無阿弥陀仏」と称名念仏を唱えているように聞こえることから「称名滝」と名づけられたと言われています。
大地が水で削れて出来た滝なので、現在進行形で削れ続けています。
滝が後退するスピードは、10年で1m。
称名滝の隣には幻の滝「ハンノキ滝」が流れています。
ハンノキ滝の落差は500mで、称名滝よりも高いのですが、雪解けの時期や(大雨などで)水量の多い時期にしか見られず、常に見ることが出来ない滝なので落差日本一の認定は受けていないそうです。

アクセス

立山駅から運行している「探勝バス」に乗って約15分ほどで「称名滝バス停」に着きます。
(「称名滝バス停」近くの駐車場までは自家用車でも行くことが出来ます)

「称名滝バス停」から称名滝までは、徒歩で約30分(片道)です。

ロケ地と同じコースを巡るためのプラン

室堂駅~弥陀ヶ原を中心に回る場合は、富山側の立山駅からスタートするのがおすすめです。黒部ダムなども観光したい場合は、長野県側の扇沢駅から立山駅までの片道がおすすめです。

立山駅側からスタートする場合は、先に”日本一の落差”を誇る「称名滝」を見に行きましょう。立山駅前から「探勝バス」が出発しているので始発に乗り「称名滝バス停」に向かいます。(自家用車でも称名滝バス亭まで行くことが出来ます)

「立山駅」から「称名滝バス停」まで約15分。

「称名滝バス停」から称名滝を一望できる「滝見台園地」まで徒歩約30分。
(行きは急な坂が多いですが舗装遊歩道なので歩きやすいです)

9:40≫立山駅 出発

繁忙日は立山駅で待ち時間が1時間以上出てしまうことがあるので、待ち時間が心配な方は「WEBきっぷ」を予約するのがおすすめです。

11:10≫室堂駅 到着

11:30≫みくりが池

ある角度から見ると水面にハートが浮かび上がります。
これを「隠れハート」と呼び、人気の撮影スポットになっています。

11:35≫みくりが池温泉

喫茶店の他にも売店もあります。
また、みくりが池温泉テラスからも地獄谷を見ることが出来ます。

12:30≫「喫茶みくり」で昼ごはん

おすすめは、「エンマ様のホットピザ」
手作りのもちもちの生地にたっぷりのチーズとコーン、ソーセージがトッピングされている「喫茶みくり」の人気メニューです。

3種類の手作りソースも自由に選べて、
かけすぎ注意の激辛チリソースの「赤しずく」
酸味と絡みのバランスがちょうどいい「緑しずく」
食欲をそそるスパイスがマイルドなカレーソース「黄しずく」

グループや家族でわいわいと楽しめるメニューです。
デザートにおすすめなのが、「自家製レアチーズケーキ」

さっぱりとした甘さのレアチーズケーキに甘酸っぱいブルーベリージャムがたっぷりとかかり、いくつでも食べられる美味しさ。

13:30≫みくりが池温泉を出発

みくりが池温泉を出発し、そのまま池を一周してみましょう。池周辺には、ライチョウの縄張りがあるので出会える確率が高いです。ライチョウは日本アルプスの代表的な鳥で、昭和30年に特別天然記念物になりました。富山県では霊峰立山の「神の使い」とされ大切にされてきたので、じっくり観察してみましょう。
立山の歴史にも触れてみましょう。
立山には日本最古の木造山小屋「立山室堂」があります。1980年代まで実際に使用されており、約30cmの柱は美女平の原生林から伐採されたとか。立山の歴史を伝える国重要文化財です。

14:00≫室堂駅 到着

室堂に到着したら外せないのが、りんどうの「黒部ダムシフォン」です。
黒部ダムを模したフワフワのシフォンケーキは、直径13cmのビックサイズです。キャラメルソースでダム湖を、ホイップクリームで放水をイメージしています。タモリさんは、この黒部ダムに来て感動していました。

14:20≫室堂駅 出発

15:00頃≫弥陀ヶ原 到着

帰りの高原バスの予約をしてください。
(バス停のスタッフや弥陀ヶ原ホテルのスタッフが受付をしています)

16:35≫弥陀ヶ原 出発

17:30≫立山駅 到着

さいごに。

自然の奇跡が生み出した神秘的な絶景を見ることが出来る立山黒部アルペンルート。

皆様も次のお出かけにはぜひ、立山黒部アルペンルートに訪れてはいかがでしょう?
この記事は平成30年5月18日時点の情報になります。
お出かけの前には必ず事前の情報確認をお願いいたします。

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