突然ですが皆さん、ジャージー島ってご存知ですか?ジャージー島とはイギリス海峡のチャンネル諸島に属するイギリス領の島で、イギリス人に人気の観光地です。イギリスとフランスの文化が混ざった独特の文化を持つ島ですが、あまり日本では知られていません。いいところなのに、そんなのもったいない!と思い、ジャージー島一人旅をした経験がある筆者がジャージー島の魅力をお伝えします!(※掲載されている情報は2017年11月現在のものです。必ず事前にお調べください。)
情報は記事掲載時点のものです。施設によって営業時間の変更や休業などの可能性があります。おでかけの際には公式HP等で事前にご確認ください。また、当サイトではアフィリエイトプログラムを利用しており、ご紹介するお出かけスポットや商品に、アフィリエイトリンクを設置している場合があります。RETRIPでは引き続き、行き先探しに役立つおでかけ情報を提供していきます。
[[ !indexBlock.open ? '目次を開く' : '閉じる' ]]
ジャージー島って?
photo by marroncream
ジャージー島とはイギリス海峡のチャンネル諸島に属するイギリス王室属領の島で、その大きさは山手線内側の1・5倍ほどしかありません。イギリス領ではありますが、イギリスよりもフランスの方に近く、独自の言葉や通貨、議会があり、またEU連合には加盟していない為、イギリスの様でイギリスでない島です。ロンドンから飛行機で45分の他、イギリスやフランスの港からフェリーも出ています。
photo by marroncream
photo by marroncream
ところで‟ジャージー”ってどこかで聞き覚えありませんか?そう、ジャージー牛乳のジャージーはこの島から来ています。また誰しも着たことがあるジャージもジャージー島で作られていたものが由来となっています。知っているようで知らなったジャージー、少し興味が出てきたでしょうか?これから実際に旅した筆者が観光スポットをいくつかご紹介していきます!
①モントルグイユ城/ゴーリー
まず最初に紹介するのは「モントルグイユ城」です!ジャージー島の中心地・セントヘリアよりバスで数分で行くことのできるこちらの古城は、13世紀に立てられたもので、要塞のような役割を果たしていました。海にそびえたつ中世のお城は美しい!
このお城は600年ほど前にフランスが襲来した時にジャージー島を守ったと言われています。そのため城の上からはフランスの海岸線を眺めることができます。またここで見逃せないのは「The Wheel of Urine」と呼ばれる展示物です。直訳すれば尿の輪。16世紀に使われていたもので、尿の色などで病気を判断した時に使われるものでした。なかなか見ることができないこちらの展示物は見ずには帰れませんね!
詳細情報 -
0 件4 件②エリザベス城/セントヘリア
photo by marroncream
続いて紹介する観光スポットはジャージー島の海にぽっかり浮かぶ城「エリザベス城」です。こちらは潮が引いたときのみ道が現れ、満ちているときには島となる何ともフォトジェニックなお城です。16世紀、エリザベス1世が女王の時代に建てられたことからその名前が付けられました。
ヨーロッパを巻き込んだ18世紀の七年戦争では、フランスの囚人が捕られられていたり、第2次世界大戦中にはドイツが占領したりと、世界史上の出来事にも巻き込まれてきたエリザベス城は、今はミュージアムとして開放されています。まずはその幻想的な光景を堪能してから、実際に上陸し、歴史を体感してみてください。
詳細情報 -
0 件2 件③ジャージー・ミュージアム/セントヘリア
photo by marroncream
続いて紹介するジャージー島の観光スポットは「ジャージー・ミュージアム」です。こちらはずばり!ジャージー島の歴史を学ぶことができるミュージアムとなっております。氷河期からノルマン、第二次世界大戦中のドイツ占領の時代までの歴史やジャージー島の産業について学ぶことができます。
photo by marroncream
ジャージー島に最初に人類がやってきた25万年前からどのように独自の文化が形成されてきたのか、またなぜフランスに近いながらにイギリスに忠誠であるのかという教科書では絶対に出てこない知識が身につきます。ジャージー島特有のジャージー・フレンチも聞くことができるので、ジャージー島に上陸したからには見逃すことができません!
詳細情報 -
0 件3 件④ザ・セントラル・アンド・ベリスフォード・ストリート・マーケット/セントヘリア
photo by marroncream
続いて紹介するジャージー島の観光スポットは「ザ・セントラル・アンド・ベリスフォード・ストリート・マーケット」です。200年前にできたこちらのマーケットは、長年もの間島民の人たちを支え続けている伝統的なマーケットでもあります。
photo by marroncream
photo by marroncream
観光スポットと言えるかはわかりませんが、筆者が旅した際にとてもおしゃれで地元の雰囲気も味わえるスポットなので、今回紹介させていただきました。マーケットでは野菜や果物、花からジャムやクラフト品まで様々なものが売られています。どれも可愛らしく、センスが良いので、インスタ映えも確実。お土産を買うのにもうってつけです!
詳細情報 -
0 件3 件⑤ジャージー動物園/トリニティ
photo by marroncream
続いて紹介するジャージー島の観光スポットは「ジャージー動物園」です。こちらはただの動物園ではなく、野生では越滅が危惧されている種類の生き物たちを保護し、繁殖させることを目的とした動物園です。
photo by marroncream
園内にはオランウータン等をはじめとする様々な動物たちが暮らしています。なかなか見ることができない珍しい動物たちを見ることができるジャージー動物園は、ジャージー島に来たからにはぜひとも訪れてみたいスポットです。
詳細情報 ジャージー・ズー La Profonde Rue, Jersey
-
0 件3 件⑥ジャージー地下トンネル跡/セントローレンス
続いて紹介するジャージー島の観光スポットは「ジャージー地下トンネル病院跡(Jersey War Tunnels)」です。こちらでは第二次世界大戦中に5年間ドイツの占領下におかれた際のジャージー島の抵抗の歴史を学ぶことができます。
1㎞にもわたるこちらのトンネルは占領軍側の兵舎や弾薬保管庫としての役割の元掘られました。現在では占領下におかれた時のジャージー島の様子や、解放に向かう歴史を伝えるミュージアムとなっています。ここを訪れたイギリス人たちは皆声をそろえてとても良い場所だったと言っています。
詳細情報 Les Charrières Malorey, Jersey
-
0 件0 件⑦セントヘリアの街
photo by marroncream
最後に紹介するのはジャージー島の中心地である「セントヘリア(St. Helier)」の街です!イギリスの街中と同様に様々なお店が立ち並ぶセントヘリアでは、本土イギリスの雰囲気を味わうことができます。いかにもヨーロッパな街並みでショッピングは欠かすことができません。
photo by marroncream
photo by marroncream
またジャージー島はイギリス本土とは違う税法で、タックスヘイブンとも呼ばれています。付加価値税がかからない為、高価なブランド品もお安く買うことができます。また筆者が訪れたクリスマスシーズンには街中がライトアップされます。日本のように変にカラフルではなくシンプルなのがヨーロッパ風。どこかフランスの雰囲気も漂う街中はぶらり歩きに最適です!
詳細情報 Green Street, United Kingdom
-
0 件6 件ジャージー島へ旅してみない?
photo by marroncream
ジャージー島の観光スポット7選はいかがでしたか?ジャージー島は日本ではマイナーで、なかなか情報を集めるのも難しい島です。実際に私も情報収集に苦労したのですが、実際行くととても良い島で魅力たっぷりだったので、紹介させていただきました。ちょっと変わったところに行きたいけど、できれば英語が通じるところに行きたいと考えている人が居たらぜひともジャージー島を訪れてみてはいかが?(※掲載されている情報は2017年12月に公開したものです。必ず事前にお調べ下さい。)