空を美しく映し出す湖面、スカイブルーに染まった洞窟、虹色に輝く色鮮やかな川、白い砂丘にうかぶエメラルドグリーンの湖、謎に包まれた空中都市…これらが全部中南米にあることみなさんはご存知でしょうか?今回は、定番の観光地からまだあまり知られていない絶景スポットまで、思わず行ってみたくなってしまうような中南米の神秘的な絶景の数々をご紹介します。(※掲載されている情報は2017年12月現在のものです。必ず事前にお調べください。)
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(1)マーブル・カテドラル / チリ
1つ目にご紹介する中南米の絶景は「マーブル・カテドラル」です。チリ・アルゼンチンの2国にまたがるヘネラル・カレーラ湖に位置する、スカイブルーの洞窟。中に入ると一面青の世界で、とても幻想的な空間が広がっています。
マーブル・カテドラルは大理石でできており、長い年月の浸食によって削られてカテドラル(大聖堂)のような形状になったと言われています。大理石はマグマによって溶かされた石灰岩が再び固まってできたものなので、流れるようなマーブル模様の美しい断面となり、神秘的な光景が生まれました。
(2)イグアスの滝 / アルゼンチン
2つ目にご紹介する中南米の絶景は、言わずと知れた世界の三大瀑布のひとつ「イグアスの滝」です。大小275の滝があり、最大落差は約80m、滝幅は約4キロもあるという、他の滝とは比べ物にならないほどの大きなスケールのイグアスの滝。地球の大自然を感じられる中南米屈指の絶景スポットです。
イグアスの滝は、毎秒65,000トンという大量の水を放出しています。数字で見ても想像もできないようなダイナミックな自然の景観、一度は自分の目で見てみたいですよね。イグアスの滝は約20%がブラジル側、残りがアルゼンチン側にあるので、どちらから見るかプランを練るのも楽しいかもしれません。
- Misiones Province, Argentina
- (+54) 3757 491469
(3)レンソイス・マラニャンセス国立公園 / ブラジル
3つ目にご紹介する中南米の絶景は、ブラジルの「レンソイス・マラニャンセス国立公園」です。この国立公園には、6月〜9月の雨季になると、美しい純白の大砂丘とエメラルドグリーンの地下水がつくった湖が織りなす絶景が広がります。
「レンソイス」とはポルトガル語で「シーツ」を表す言葉。このシーツのような真っ白の砂丘が出来たのは、砂の成分がほぼ100%を構成する石英という白い鉱物が長い年月をかけて研磨され、太陽光を反射して輝くためです。湖が現れる時期になると同時に魚も現れるという、謎が残る部分もある神秘的なスポットになっています。
- Barreirinhas - MA, 65590-000
- +55 98 3349-1267
(4)キャノ・クリスタレス川 / コロンビア
4つ目にご紹介する中南米の絶景は、世界一美しい川とも言われている「キャノ・クリスタレス川」です。コロンビアの奥地シエラ・デ・ラ・マカレナという国立自然公園の中にある絶景スポットなのですが、日本ではまだあまり知名度は高くありません。
普段は至って普通の川のようにしか見えないのですが、この川が色鮮やかに姿を変えるのは乾季から雨季へと移り変わる9〜11月の2〜3週間の間。様々な苔が放つ色彩により鮮やかに変わるのですが、見る時間帯や天気・日射量などによっても見え方は様々に変化します。信じられないような色彩を放つ川、一度見てみたいですよね。
- Cl. 5 #7-35, Pereira, Risaralda, Colombia
(5)ウユニ塩湖 / ボリビア