極上のヒーリング空間! 屋上庭園から月を愛でるラグジュアリーなデザイナーズホテル
清水寺や、円山公園など京都らしさが魅力の東山エリア。
国内外での人気を博す「ザ ジュネイ ホテル御所西」に続き、2020年3月に東山区にオープンされた観光型スモールラグジュアリーホテルです。
京都らしい植栽と淡い木目の京都の街並みにじっくり馴染む控えめなファサード。
エントランスはウナギの寝所でそのアプローチにも風情を感じます。
突き当たりには笹が揺らぐ坪庭があり、凛とした佇まいと若々しい生命力を備える竹林がお出迎え。
ロビーの窓枠からは幻想的な緑の景色に癒され、清潔感あるスタッフさんの制服も皇族のような高貴さが漂います。
“竹に抱かれ、月光満ちる空間での滞在”をコンセプトにた館内は地上3階建て、部屋数は11室で構成。
部屋ごとに、陰暦の命名がつけられており、エントランスをはじめ、館内や客室の至るところに伝統的な竹工芸をあしらい、屋上庭園からは東山に浮かぶ月を愛でる専用空間を屋上庭園に設けられ、ロマンティックなワンシーンを愛でることが出来ます。
竹を用いたアートは地元・京都で100年以上続く「熊倉工務店」や、竹の伝統と可能性を追求する「竹定商店」、染織作家の祐斎氏など、現代の名工たちの技術が集結し竹の持つ美しさ演出され、典雅でありながら、侘び寂びに通じる日本の美意識を随所に感じらます、
そして客室を彩るアートワークは京都に工房を構える染色家・奥田祐斎氏による「夢こうろ染」
光の当たり方で色が変化するヴェールは客室ごとにメインカラーを変えてしつらえられ、なんとも幻想的で優美な世界へ誘われます。
オートマティックタイプの重厚な扉、さらに中にも扉と、どこかの国の王妃になったかの様なプレミアムな高揚感を味わえる、重厚感あるスイートルームへの誘い。
スイートルームは客室、浴室、リラクゼーションスペースから竹が望め、心がほっとほぐれる癒しの空間を提供。
ヘッドには、伝統的な「京からかみ」を用いたデザインが施され、極上の眠りへと導かれます。
幅2mものゆったりとした檜風呂も備えられ、天然シルクの持つ保湿性を生かしたアメニティもスタンバイ。
まさに貴族の邸宅を彷彿とさせる上質空間です。
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そして今回は滞在させていただきましたデラックスキングをreview
我々の選んだ客室「デラックスキング」には、ブルーを基調とした「夢こうろ染」が日本の風情を醸し出しています。
ヒノキ風呂と和の空間、テレビの代わりにムーディーさを演出するプロジェクター。
柔らかな間接照明で、和モダンな異空間に癒しと微睡み広々とした檜風呂でリラックス。
竹林に抱かれるような施設は、たたずむだけで心がすっと凪いでくるようです。
お部屋には常時音響デザイナー監修のヒーリングサウンドの調べ、バスルームは違う選曲となり音量調整も可能。
ベッドも低めに設置され、素足でも冷たさを感じない畳のフロアと随所に快適さを覚えます。
はんなりとした空気が漂い、月のチャームをつけたルームキーとディテールの魅力に惹かれてしまいます。
ミキモトコスメティックスは真珠で有名なミキモト(御木本)が展開している化粧品のラインの希少なアメニティや機能性に優れたドライヤー。
ボトルのパールの輝きが月光とリンクするようです。
世界に誇る肌触り、プレミアムブランドの今治タオル、パジャマやシーツは高級なサテンとシルクによる特注品。
お部屋はフラットで動きやすく、畳の質感が日本人のハートを燻ります。
こちらのホテルの魅力はティーウェアやお部屋のカフェタイムへの充実感。
ミニバーには日本酒スパークリングや京都の名茶 京都和束産のお茶と亀屋清永のお茶菓子、小川珈琲のドリップパックとさらにカリタのコーヒーミルとドリッパーがあり、自ら豆を引きいただける粋なサービスも。
朝食は江戸時代初め万治2年(1659年)創業で、江戸中期に播清(はり清)の屋号を揚げて約250有余年の老舗料亭のお弁当のルームサービス。
ふっくら焼き上げた出汁巻き、脂の乗ったお造りなどお重の中は百花繚乱。
雅やかな味わいを清々しいBGMとともにお部屋でゆったり寛げる、至福の朝時間。
季節感溢れるお弁当の朝食や肉割烹でのレストランでの本格派のコース料理までニーズに合わせて利用できます。
夕食に利用させていただいた肉割烹では季節感溢れるスペシャルなコース料理をいただき、記憶に残る味わいと空間にハートを奪われました。
そして洗練された伝統美を享受できる上質空間で終始得られる非日常的な特別感。
そしてスタッフが創り上げる来客に寄り添うような温かなおもてなし、まさに至れり尽くせり、嫋やかなホスピタリティもこちらの魅力の一つです。