オーグードゥジュール メルヴェイユ 博多!シンのグルメ日記
博多駅より徒歩5〜7分の場所にあるフレンチ料理店 オーグードゥジュール メルヴェイユ 博多。
JR博多シティ9階で営業されており、リーズナブルな飲食店が並ぶエリアの中、異彩を放っているフレンチ料理店。2021年2023年フレンチwest百名店に選出されています。
予約で席が埋まっているので事前の予約は必須。店内は程よくラグジュアリーで落ち着いた雰囲気となっており、ホールスタッフだけでなくスーシェフも料理を運んだり説明してくれるので、より一層食材へのこだわりが伝わってきて美味しさが増します。
今回いただいたメニューはこちら。
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◾アミューズ
アンチョビソースを合わせた真鯛のブランタータは、真鯛を丁寧にすり身にすることによってコロッケのような食感を実現しており、後からお魚の旨味が広がる一品。
きゅうり、イカ、キウイのガスパチョも酸味がしっかりとしていて美味でした。
◾スープ
宗方産の栗を使用したスープ。アールグレイのエスプーマ、セルフィーユのチップスによって風味と食感がプラスされており、栗の濃厚な甘味と、秋を感じる香りが嬉しい。ベルガモットの香りも良いアクセントになっています。
◾冷前菜
長崎産の鯵、梨、カボス、トマトを漉して作った透明なソースによるサッパリとした冷前菜。コース全体のバランスを引き締めてくれる名脇役です。
◾海鮮料理
イトヨリ鯛のポワレに、ジロール茸、ほうれん草、百合根、銀杏。鯛の骨から出汁を取って黄柚子の香りをプラスしたソースは濃度調整が完璧で、ほんのり酸味もあって、イトヨリ鯛の美味しさを際立たせる仕上がり。
◾メイン料理
メイン料理は、ナイフでスッと切れる程度に柔らかく、それでいて煮込み過ぎて崩れてしまうこともない、絶妙な時間火入れした牛頰肉の煮込み。
香味野菜とお肉の旨味、赤ワインの香りなども詰まったコク深いソースも、これだけで飲みたくなるほど濃厚で絶品です!
◾デザート
デザートは少し変わり種の、マスカルポーネのブリュレと、焼きなすのジェラート。
茄子と言われないと分からないほど、デザートして昇華されていて、芳ばしい苦味が感じられ、ゴマのアイスクリームに近い味わいでした。
◾お茶菓子、ハーブティー
フィナンシェ、マカロン、チョコレートのスイーツと言った定番のお茶菓子に、相性の良いハーブティーまで、大満足のコースメニューです。
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博多駅からすぐの場所なので立地も良く、それでいて、料理、雰囲気、接客のバランスが良いおすすめのお店なので、ぜひ訪問してみてください。
ごちそう様でした!