常設展・ドームシアターの両方を利用しましたが、どちらも概ね満足しました。
まずドームシアターですが、上映中の”星空の時間「今夜の星空さんぽ」”を見させていただきました。
福井の夜空についての説明から始まり、太陽系、銀河、と宇宙のスケールを実感できる上映作品でした。ところどころ施設の職員がポインタを使って説明してくださるのは分かりやすかったですが、やや冗長に感じる面もあったのでやや好みは分かれるかもしれません(星空や宇宙に詳しい人はやや退屈?)。
常設展の方は、パネルによる展示が多めでしたが、情報量が多く楽しむことができました。感覚的には”大人向け”で、かつ宇宙について興味がある人向けの傾向だと感じました。
個人的には、現在の地動説・宇宙論が確立されるまでの過去の天文学者たちの試行錯誤の歴史が面白かったです。他にも色々な情報が展示されており、1つずつじっくり見るとそれなりの時間がかかると思います。
ただ、難点として各種情報がバラけている印象があり、順番に回って体系的に宇宙の知識を得ようとすると分かりづらいと感じました。
まとめると、”ドームシアターはオススメ。常設展は大人向けかつ宇宙に興味が強い人向けで、情報がバラけているのは難点”といったところでしょうか。