家族で何気なく訪問した90年近く続く洋食屋さん。そこは昔から継承される古き良き洋食文化を楽しめる、どれもここでしか味わえない奥深く幸せをもたらしてくれる逸品に溢れていた。。
GW終盤5月6日土曜日、世間はいわゆる帰省ラッシュの真っ只中なわけでして・・
渋滞に巻き込まれるのを回避する為に、ゆっくり帰ろうという事で富山から一般道で松本までチャレンジ。
平湯で温泉に入って、安房峠を抜けて松本市街へ。。
松本といえば信州蕎麦かな?と思ったのですが、数日前に蕎麦は食べてしまっていたので、家族5人という事もあり気分は洋食!
めちゃくちゃ良きお店に出逢ってしまった我が家。
富山県から41号線、長野県に入り158号線を走り、松本ICを過ぎ市街地へ。
四柱神社から女鳥羽川を挟んだ川沿いにある1軒の洋食屋さん。
角地にある3階建てのお店が出逢った洋食屋さんでした。
このロケーションも風情あります!
『時代遅れの洋食屋おきな堂』
もう名前がカッコイイ!
夕方電話して訪ねたところ、「当日予約は終わったが、今のところそこまで待たなくても行けそうですよー」とのご案内を頂き、早速目的地へ。
川沿いに提携パーキングもあり、お店の方に教えて頂けたためスムーズに駐車出来てお店へ。
お店の前には6組待ちで多くの方が入店を待ってました。
ただタイミングもあり、25分ほどで入店。
店舗入口にショーケースやメニューがあるので、待っている間に楽しみながらオーダー決めれちゃいました!
1F一番奥の5名テーブルに着席。
店内の雰囲気が洋風レトロ感満載でカッコイイ。。
家族5人でそれぞれ食べたいメニューをオーダー。
◆ボルガライス 1,500円
おきな堂No.1人気という看板メニュー。
オムライス&チキンカツ&ハヤシソース、という
洋食を満喫出来るあれもこれも欲しがりには堪らない一品。
オムライスはしっかり焼いた薄焼きの卵にあっさりケチャップライス。
ハヤシソース、これが奥深い。
一言で表現しがたいけど、しっかり重厚感あるコクで煮込まれた玉葱・牛すじの量や煮込み具合、ほろ苦いソースがもう美味しすぎて!
チキンカツは、サックサクの衣で柔らかすぎず硬すぎずという、ソースに浸けたくなる衝動に刈られるカツ。
◆ オムハン 1,500円
オムライス&ハンバーグという洋食王道のマッチングがココに成立!
オムライスは前述のボルガライスと同様で、ハンバーグがこれも食べた事の無いハンバーグ。
フワフワだけど崩れない仕上がりで、ネタの味がやはり奥深い。。
進化するレトロ洋食とはこのことなんだろうな。。
◆ ロースカツカレー 980円
長女がオーダーしたのがこちら。
ロースカツカレーがイチバン衝撃だった。。
長女に一口食べてみる?めっちゃ旨い!と言われ、分けてもらったこのカレー。
今まで食べた事の無い味のルー。
使用食材は恐らくスゴく複雑に使用して仕上げているのだと思うけど、雑味なく、シンプルに旨いという衝撃が走る味。
スパイスの煮込んでいる野菜のバランスと仕上がりなのかな、定期的に欲する一品でした。
◆ おこさまランチ 1,000円
オムライスにハンバーグ
お子様メニューで、通常と同様のオムライスとハンバーグが付いてくるのだからスゴい。。
デザートにはミニプリンも付いて、5歳の息子にはさぞ超贅沢だった事だろう!ww
◆ プリン 400円×2
洋食屋さんのレトロプリン、という表現が良きかな。
カラメルソースの香ばしさ・苦さ、これが食後の珈琲を絶対欲してしまう。
美味しい洋食の後にさらに幸せを被せてくるプリン。
添えてあるリンゴとレーズンのシナモンで味付けした煮たものも最高に美味しい。
◇STAFFさんの対応もホスピタリティ高いだけでなく、見ていて姿がカッコイイと思うような立ち居振る舞いをされていて、洋食屋さんとして90年近く続けられている理由として納得ばかりです。
◇訪問後に知ったのですが、とても人気のお店のようで、県外からも多くのお客さんが来たり、観光客の方の訪問も多いそう。
近所にこんなカッコイイ洋食屋さんがあったら嬉しいなーと家族で話してました。
今まで家族で外食する時は、それぞれの好みもあってか、評価・満足度が分かれる事が良くあるのだけど、この日は初めて全員がホント美味しかった!と満場一致で幸せな時間を過ごして東京に戻れました!
大変美味しゅう御座いました!!