手に負えない旨さ
タクシーの運転手は
地元の美味い店を知っている説について、
俺はそれほど信じていない。
信じていないけど一応聞いてみると、
青い鳥を紹介された。
店の前で感じた違和感は、
黄色い看板に赤文字で「青い鳥」。
赤い暖簾に白抜きで「青い鳥」。
ブルーバードの気配なし。
気の毒に思って青空バックで看板を撮影。
お節介はこのくらいにして、
気になったのが、もずくラーメン。
酸っぱいのかなと思って聞いてみたら、
生もずくを入れてるのですっぱくないと。
そもそも酸っぱいのは酸っぱい味付けであって、
俺がそれしか食ったことないからで、
バカな質問だなと反省。
ついでにホタテもトッピングしてもらった。
追加で100円くらいだったと思う。
しかし衝撃的な美味さで、恐れ入った。
今年食べたラーメンの中で一番美味い。
塩ベースにもずくの出汁が出ている。
ホタテの味わいもプラスされ
手に負えない美味しさになっている。
もずくってこんなに美味いのかよ。
中太麺もよく合う。
タクシーのおっちゃんやるな。
これぞ最北の美味。
青い鳥はどこにいるかなんて
どうでもいいよ。
だって俺の心はすっかりチル状態。
胃袋はミチル