都心から約2時間
金沢の奥座敷と呼ばれる湯涌温泉。
ターミナル駅からバスで約20分の場所に位置しているので、市街地メインの観光で泊まるにはアクセスも良好。
温泉街自体が車の通り抜けが出来ない奥地にあるので、自然の音を一切邪魔されずに楽しめて、そぞろ歩きをするのにも人が少ない分のんびりと散策できる。
今回は『山音』という森に囲まれたお宿の離れの部屋に宿泊したが、大浴場は貸切り状態で内湯・外湯・打たせ湯など温泉の醍醐味を堪能させてもらった。
また勝手口のような裏手から出るとすぐに稲荷神社があり、“ぼんぼり祭り”の時期にはのぞみ札や絵馬などが所狭しと吊るしてある。
夕食付きのプランにも関わらず、ひとり約12,000円と非常にリーズナブルな価格でOUTの時間まで半日近く滞在して、足湯や湖を一周するなど小さな箱庭のようなヒーリング効果抜群の穴場的スポットだった。
北陸新幹線が開通したこともあり、都心部から週末に一泊で行ける温泉圏内に入り、四季色とりどりの景色を楽しむことが出来るので、またいつか訪れたい場所である。