素晴らしいコースと雰囲気で最高の軽井沢旅行になりました
【エルミタージュ ドゥ タムラ @軽井沢】
8月の軽井沢旅行。
2日目のランチはこちらへ。
自分的にはこちらでの食事が軽井沢旅行最大の目的でした。
なんとか嫁を口説き落とせてほんと良かったです。
うっそうと緑が生い茂った森の中を車で進むとぽつんとお店が現れます。
一軒家レストランなのですが、別荘然とした佇まいのため一度通り過ぎちゃいました。
駐車場から小道を通り、ガラス張りのメインダイニングを抜けて奥の部屋へ。
店内も周囲と同じく落ち着いた良い雰囲気です。
◇お昼のスタンダードコース◇
◆Amuse
バジルのムラング
ジャンボンのタルティーヌ
トウモロコシのムース
枝豆のババロア
指でつまんで一口でいただくサイズです。
それにしてもやはりアミューズから素晴らしい内容です。
特に我々が気に入ったのがトウモロコシのムース。
我々夫婦ともにトウモロコシ大好きなんですよね。
表面の実とともに中にムース状のトウモロコシが詰まっていて濃厚です。
いずれも素材の味がしっかりと感じられつつ、バジルのムラングなどあまり経験のない調理法での提供で美味しかったです。
◆Hamo
神経締め鱧のフリチュール
メニューに『Hamo』と書いていて、コースの名称でそんなフランス語聞いたことないなぁと思ったら、そのまま鱧のことでした。
薄めのフライの衣はカリカリと香ばしく、中の鱧はふわっとして素晴らしく、旬を感じられる美味しさでした。
付け合せの西瓜は今シーズン初めてだったかもしれません。
口の中さっぱりしてイイですね。
◆Poisson
マナガツオのムニエル
う~む、これも美味しいなぁ。
バターの風味を纏ったマナガツオが食欲そそるいい香りですね。
表面にはスライスしたアーモンドが載せてあります。
マナガツオだけでも美味しいんでしょうけど、アーモンドとバターの風味加わることで絶品です。
◆Pêche
白桃の冷製スープ
いよいよこちらのスペシャリテの登場です。
凍らせた丸ごとの白桃の蓋を開けるとくり抜かれた中にはポタージュが。
ふわぁっと白桃の香りが漂ってきます。
スプーンですくって一口いただくと、口の中にも白桃が広がってきます。
ほのかにチーズやクリームっぽい風味も感じられました。
これは美味しい。
スープを飲み干したあとは、周囲の果肉もぎりぎりまで削って余すところなくいただきました。
◆Plat principal
白樺若牛ステーキ
又は
ブルターニュ産仔牛ロース
自分たちは白樺若牛ステーキを選択。
王道の美味しさ。
柔らかな赤身肉から溢れる芳醇な味わいがたまらなかったです。
◆Dessert
メロンとソーテルヌのジュレ
又は
パイナップルのローストとバニラのパルフェグラッセ
自分はパルフェグラッセを。
食べ終わった後は、甘酸っぱいパイナップルとバニラの香りの余韻が残り、ほっとさせてくれます。
食後の焼き菓子も美味しくて、最後まで大満足の充実したコースでした。
ランチコース@15,000円+アルコールで20,000円/人といったところでしたが、その価値が十分ありますね。
また軽井沢来る機会があれば、ぜひともここで食事をしたいです。