明治36年(1903)に設置され、高さは43.65mと日本一の高さを誇ります。海面から灯塔の頭上までは63.30mあります。
光度は48万カンデラで夜間約40km沖合まで達し、100年を越えていますが、今なお現役で海の安全を守っています。
外壁は松江市美保関町から硬質の石材を切り出して使用した美しい石造り。内壁はレンガ造りで施され、外壁と空間をあけた特殊な二重構造となっています。また、灯台の内部には163段のらせん階段があり、参観料200円で灯台上部の展望台へと上がることができます。
眼下に広がるパノラマは絶景で、日本海に島根半島の全景、晴れた日には遠く南方に中国山地の連なり、北方には隠岐諸島ものぞめます。時間に余裕のある方は、展望台へ是非どうぞ、一興ありかと思われます。平成25年国の登録有形文化財に選定されています。