白いキャンバスに描かれた芸術✨
一度は訪れてみたかった憧れのフレンチ。
今回ようやく伺うことができました。
2013年からミシュラン2つ星を獲得し続け
食べログ100名店にも選ばれたフレンチの名店です。
店内は真っ白かつシンプルで洗練された空間✨
お料理も全て真っ白なお皿でサーブされ
まるで白いキャンバスに絵を描いたような
芸術的な一皿。
今回はランチに伺い、
料理全6品にシャンパンやお土産などがついた
21000円のコースをいただきました。
こちらはディナーのコースと同じもので、8000円も安くいただけます。
まずはコースに含まれているシャンパンで乾杯✨
お水もコースに含まれていて、1人ずつガス入かガス無しを選べます。
ワインはお料理に合わせてソムリエの方に選んでいただきました。
一品目はお寿司に見立てたコハダ。
細かく刻んだ人参と金柑をレモンバームの葉で巻いたものにワインでマリネしたコハダがのっていて、これをお箸でいただきます。
一皿目からフレンチと和が融合したような料理に驚かされました✨
続いて前菜の一品目はパースニップのムース。
パースニップは冬が旬の白い根菜で、
そのムースに黒トリュフのペーストとヤギのミルクのソースが添えられています。
全体的に淡白な味わいで、その中にパースニップのほのかな甘みを感じました。
ここで大きなパンが登場。
胡桃入のライ麦パンとカンパーニュの2種類で、好きな方をカットしてトーストした状態で持ってきてくれます。
途中でお代わりもして、2種類ともいただくことができました。
なかなか味のあるビターなパンでした✨
前菜の2品目は蕪とアオリイカとみかん。
イカの出汁&酒粕のソースを目の前でかけて仕上げてくれます。
続いては白子。
ベルガモット風味のバターでムニエルにした真鱈の白子に、オイスターのエッセンスを煮詰めた泡状のソースがかかった一皿。
クリーミーな白子に爽やかなベルガモットの風味が合わさってとても美味でした。
お魚料理は淡路島の真名鰹。
皮はパリッと身はふっくらとした鰹を
海老のビスクのソースでいただきます。
このソース、海老の旨味がぎゅっと凝縮されていて素晴らしく美味しい✨
さらに春菊とレモンのペーストをつけても◎
添えられているのは、ヘーゼルナッツと栗とチーズをからめたアンディーヴ。
お肉料理は蝦夷鹿のロースト。
塩麹、ねずの実、タイムを合わせたものでマリナードしてから焼き上げたもの。
とてもしっとりとしていて、鹿の骨からとったビターなソースとの相性も抜群。
添えられた貴腐りんごのローストが酸味と甘みのいいアクセントに。
プレデセールは
キャラメリゼした柿の上に自家製の豆腐のシート、ミルクとサワークリームをパンの酵母で発酵させたソースを合わせたもの。
デセールは
ビターなチョコロールケーキ。
中にはガナッシュオレンジが入っていて
ホットワインをイメージしたという赤ワインベースのソースがよく合います。
最後に小菓子とコーヒーが出てきてコース終了です。
お土産にテオランジュ(焼き菓子)を頂きました。
味はもちろん、見た目までパーフェクトなお料理に感動したひと時でした。。
また機会があれば伺いたいです✨