サンクトペテルブルクの中心部、ネフスキー通りに面した大聖堂です。ギリシャ神殿風の円柱が翼をひろげたように広がっている回廊が印象的です。車窓からのみでしたがとても大きく目を引く建物でした。 入場は無料で、だれでも自由に入る事が出来ます。聖堂内部は広々としていて控えめな照明でカザンの聖母のイコンだけが輝いて見えるそうです。

ロシア、サンクトペテルブルクの美術館と言えばエルミタージュ美術館ですが、サンクペテルブルグでは外国人画家とロシア人画家の美術品は美術館を分けて展示されており、ロシア人画家の作品があるのはこのロシア美術館ということでした。一番有名なの絵はブルーロフが書いた「ポンペイ最後の日」ですが知らない絵だったのと館内撮影不可で今ひとつでした。

エルミタージュ美術館の真向かいに見える要塞です。ピョートル大帝の時代に強国スウェーデンに対抗するため築かれました。中央の高さ122.5ｍの高さの尖塔を持つ大聖堂は、ピョートル大帝はじめ、歴代皇帝の眠る霊廟にもなっています。現在は、造幣局として利用されているほか観光客にも開放され、金箔を用いた豪華なバロック様式の内装などを見学できるそうです。要塞の建設を始めた1703年5月16日はペテルブルグ市誕生の日なのだそうです。

1712年にサンクト ペテルブルグに首都を移したピョートル大帝が、ルイ14世が建設したベルサイユ宮殿を意識して造ったといわれる。ピョートル大帝の夏の離宮ですが2月に行ってしまいました。なので噴水の水が出ていませんでした。本来なら中央の大滝を境に、大宮殿のある「上の庭園」と、多数の噴水がある「下の公園」に分かれており、彫刻と水の織りなす多彩な姿が見られたはず。残念です。