寅さん映画って、マドンナとの失恋話だと思っていたけど
柴又駅から帝釈天参道商店街を抜けて、更に江戸川土手の方に歩いて10分程。
『寅さん記念館』は、それほど大きくない空間に大切なものが詰め込まれています。
寅さんとさくら兄妹の絆、下町の人情、戦後昭和の下町の風景。
入口から入って正面に帝釈天、左の壁には紙芝居風の窓が6つ並び、スイッチを押すと寅さん兄妹が戦争で孤児となり、テキヤに憧れ故郷を離れまた戻る情景がジオラマと映像、音声によって語られ、胸が熱くなりました。
戦後の柴又の様子がジオラマなどで再現された中を進み、最後の部屋では壁一面に桜の風景、歴代マドンナ、歴代ポスターが映し出され、さくらのお兄ちゃんへの言葉にジーンと。
寅さんファンでなくても見応えのある記念館です。
また、チケットで『山田洋次ミュージアム』も入館できます。