首都圏に1つしかない広島の名店「八昌」が楽しめるお店
経堂にある人気お好み焼き屋。広島のお好み焼きの名店「八昌」で7年修行した店主が暖簾分けを許され、同じ屋号で創業。八昌は“首都圏に暖簾分け店は1つ”というルールがあるため都内で八昌のお好み焼きを食べれるのはこのお店のみ。予約不可能ではあるが当日に電話で予約し、順番が来たら掛かってくるスタイルでお店自体はひっきりなし。20分ほど時間をかけて丁寧に焼きはげることが旨みを閉じ込めた広島焼きは、本場の味と大差のないあとを引く味わい。ミシェランビブグルマンにも選出経験あり。
◆場所
経堂駅から徒歩2分
◆営業時間
[火~土]
17:00~23:00(L.O.22:30)
[日・祝]
17:00~22:00(L.O.21:30)
日曜営業
◆定休日
月曜日、第1,3,5火曜日
◆混雑状況
休日の夜に足を運びました。
店に来店後、電話番号と名前を渡し電話がかかってくるまで待った(どうも当日なら事前に電話予約も可?)。1時間ほど待ちました。
◆本日は【鉄板焼き:ホタテ】(¥980)+【肉玉】(¥1000)+【そば入り(肉・野菜・玉子・そば)】(¥1100)+【あんこ焼き(餅入り)】(¥600)を注文。
19時頃に到着したところ10人以上待っており順番に電話していくとのこと。電話番号と名前をお伝えし外で待っていたところ20時頃に電話がかかった。
広島のお好み焼きはじっくり焼き上げることで旨みを閉じ込めるそうで注文してから20分ほどで出来上がる。
まずは鉄板焼きの【ホタテ】から。ホタテの付け合わせに、削り粒の大きめな大根おろしとキャベツがまず運ばれる。その後、ホタテとニンニクの芽、キャベツが乗ったお皿が運ばれた。焦げ目の香ばしさと甘みを持った柔らかいホタテは塩・胡椒をつけることで引き立つ。キャベツと一緒に食べることで水々しさも感じられた。
続いて【肉玉】と【そば入り】が同時に運ばれた。思ったよりもひとまわりサイズが大きい。口にしてみるとまずサクッとした表面の爽快な硬さと、キャベツの甘み、豚肉の柔らかくも濃縮した旨みを感じられる。オタフクのお好みソースは甘めのテイストでマヨネーズはおそらく自家製。マヨネーズ独特の酸味は抑えつつもお好み焼きの味をワンランクアップするような働きをしていた。そば入りはサクサクの生地の次に、もちもちとした麺の食感が幸せの快感を与える。思わず「うまっ」と口にしてしまえる美味しさだ。
最後に【あんこ焼き(もち入り)】(¥600)。
こちらは趣向を変え、クレープのような生地で深みのある甘さを感じる餡子に伸びる餅が魅了する。1人前が4切れなので2人で2切れずつ分けれるのも嬉しい。
まるで広島で食べているかのような美味しいお好み焼きだった。