復刻小公園
関東大震災(1923年9月1日)での火災では、鎮火した要因の一つに公園緑地や広場が「焼け止まり」として機能したことがわかったことから、公園設置の重要性が高まった。
東京市は、震災の焼失区域において震災復興公園として52か所の小公園を整備し、この「田原公園」もそのひとつです
小公園は、小学校に隣接して整備され、近隣住民の憩いの場や地域コミュニティの中心、地域における防災拠点のほか、校庭の延長や教材園などとしての役割を担ってきました。
また、震災復興のシンボルとなるとともに、後の都市公園や児童公園のモデルとなりました。
台東区には小公園が15か所と、また国により設置された3か所の大公園の一つである隅田公園があります。
大震災はいつ発生するかわかりません。普段から災害時の備蓄や避難の方法等を家族で話し合い、また地域での防災訓練に参加しましょう。