新宿駅からすぐ
京王新線の初台駅
東京オペラシティと新国立劇場と直結の駅です
駅から5分程歩いた場所にあるレストラン
VANNOへ
隠れ家的レストランマニアの方に是非
見つけ出してほしい
気をつけてないと通り過ぎてしまう様な外観
夕方でも明るくなってきたので小さな店名が
見えて大丈夫でしたが
冬で日が暮れるのが早いと
私なら間違いなく通り過ぎる自信があります
四季折々の食材などその時の美味しいものと
ソムリエが選ぶワインを楽しむことができる
おもてなし抜群のイタリアレストランでして
充実感いっぱいで帰ることがてきました
お店に入ってびっくりしたのが
シンプルなお店で
なんとテーブル席3席なんです
入り口そばのお席にご案内していただきました
まずはスプマンテから
マルスーレ プロセッコ ¥900-
限られた地域のスプマンテ
こんなセレクト自分では決して巡り会えない
ドライながら華やかさも併せ持ってます
雨が降り始めた中その暑さを鎮めて
優雅なディナータイムへと誘う1杯
季節のおまかせコース ¥8,000-
パン 2種
トレンタというとうもろこしの粉を使ったパン
フォカッチャ
オリーブオイルをつけて
メニューについてははじめにメニュー名を
知らせておらず
これ何かな?と想像することを楽しむのを
おススメしてるとソムリエから
はじめから知りたい方には
お知らせしてますがいかがでしょう?
との事でしたので最後に答え合わせを選びました
まずは
帆立のカルパッチォと山菜のフリット
フリットは竹の子とタラの芽
竹の子はジューシーで下ごしらえの
素晴らしさがわかり感動
タラの芽は春らしいほろ苦さが
たまらない
帆立は肉厚で贅沢な食感でフレッシュさも
素晴らしい
素敵なカトラリーでいただくのも幸せ
真蛸とセロリのインサラータ
根セロリのソース スマック風味
インサラータってなんだろうと思ったら
サラダですって
柔らかくぷりぷりの蛸と一緒にいただく
まるで見た目も口当たりもヴィシソワーズの様
なのはセロリ!
よく蛸とセロリのサラダはあるけど
これは意外性もありながらとても美味しい
スマックというアラブや中近東で
使われる香辛料が色共々
アクセントになってます
桜鱒の炭火焼き フレンチキャビア添え
サワークリームのディップ
はじめは桜鱒だけが運ばれてきまして
嬉しいサプライズ
チャイナスプーンの様なゴールドの匙に
のったフレンチキャビアが登場
別名レッドキャビアとも呼ばれる美しい色
桜鱒はグラデーションに火が通り
中央がレアで赤くその色と
リンクしてるのもいいですね
はじける濃厚な旨味のフレンチキャビア
桜が咲く頃に海から川に上がってくるから桜鱒
希少な季節ものを親子でいただきました
サフランのトレネッテ
炙り鰆と自家製唐墨 春のソース
平たいパスタはサフランを練り込んだ
黄色いトレネッテ
魚へんに春の鰆はふっくらして
香ばしい皮目がアクセント
スライスされたカラスミがまるで春によく見る
お花の花びらの様
クリーミーさが優しく絡みます
ワインはFuori Misura ¥1,100-
おススメを伺うとロゼがあるという事で
是非いただきたくなりまして
ロゼというとピンクを思い浮かべますが
このロゼは赤に近いのです
春に咲く可憐なすみれの色を思い出しました
パルミジャーノチーズと
ピスタチオのトルテッリーニ
オマール海老とそのコンソメスープ
ラビオリの様に中に詰め物をしたパスタ
オマール海老が浮かぶ澄んだコンソメスープは
暖かく染みいる美味しさに広がる香りの余韻で
うっとりします
ダイヤモンドポークの炭火焼き実山椒と檸檬のソース
脂の白い輝きからダイヤモンドポークと
呼ばれる豚肉
これは旨味の塊ですね
グリーンピースのソテーにそのつるが添えられた
新緑の5月らしい彩り
ほんのり赤みがかかった赤み部分との
コントラストもパーフェクト
チーズムースとアメリカンチェリーのマリネ
丁寧な仕事のチーズムース
初物!可愛いっ!
アメリカンチェリーパイが大好きでその季節が
待ちどおしい私
アメリカンチェリーはスイーツで
いただくのが最高に好きなんです
今年はこんなに早くイタリアンコースの
最後にチーズムースと一緒にいただく事ができました
生きててよかった〜
最後は珈琲
細かい泡がイタリアンらしい
焼き菓子とチョコレートと共に
最初から最後までとっても美味しかった
この計算しつくされたお料理の数々
シェフは根っからの料理人なんだなと
尊敬を覚えずにはいられませんでした
また季節のお料理を目当てに
大切な人とおじゃましたいです