懐かしいけど新しい
目白名物のミシェランビブグルマン6年連続掲載の洋食屋。フレンチや懐石の技法を洋食に取り入れた齋藤元志郎シェフがキャリアの集大成と位置付けるのが『目白旬香亭』。スタイリッシュで気取らない雰囲気は、どこか懐かしさも感じられる。素材選びや丁寧な下拵えはもちろん、“新しくて、懐かしい洋食”をコンセプトにガストロバック(減圧調理器)を仕込みに使用することでみずみずしいレタス、ぷっくりと旨みを閉じ込めた牡蠣などワンランク上の洋食を実現。
◆場所
目白駅から徒歩2分
◆営業時間
[平日]
【ランチ】 11:00 ~ 15:00(L.O. 14:00)
【ディナー】18:00〜20:00(L.O. 21:00)
日曜営業
◆定休日
年中無休
◆混雑状況
祝日の昼に足を運びました。
すぐに入れました。
◆本日は【フライ&ハンバーグ(海老、コロッケ)】(¥1600)を注文。
目白駅を出てすぐの商業ビル「目白トラッド」二階に所在。ランチは予約なしでふらっと入れる。
ランチセットには季節のスープ又はお味噌汁、ライス又はパンを選択可能。本日は季節のスープとライスをチョイス。
まず季節のスープが運ばれてきた。本日は“とうもろこしのポタージュ”。口にしてみると“齧りたてのとうもろこし”のようなフレッシュな甘さだが、口当たりはまるで小さな気泡のように滑らか。
マヨネーズのような容器はサラダ用のオニオンドレッシング。もう一方はコロッケ用のスーパー特選太陽ソースだった。
程なくしてフライ&ハンバーグのプレートも運ばれてきた。ハンバーグは赤ワインを感じるビターテイストのデミグラスソースが先陣を切って魅了する。お肉はナイフで切るとほろりと崩れてしまう柔らかさ。フォークで刺したところからは肉汁がぷしゅっと溢れる。口にすると柔らかいだけでなく、芯の部分がアツアツで旨みがぎっしり。見た目以上にお腹が満たされた。
続いてコロッケとエビフライは軽やかでサクサクな衣を身に纏っている。コロッケはとろりとした肉とほっくり滑らかなじゃがいも。エビフライは小ぶりながら、ぶりっとした強烈な弾力が主張する。
最後にレタスがパリッとみずみずしかったり、ポテトサラダも口に合う滑らかさで、提供する全ての食べ物に“普段とは違う”を感じられた。お会計は洋食らしくテーブルチェックで。