蒲田「とんかつ御三家」
蒲田駅からすぐのところにある“食堂”。
とんかつ檍、丸一と並んで蒲田の『とんかつ御三家】として知られる。現在は二代目が経営しているが、創業した丸山店主は「とんかつ檍」の創業者でもある。風貌が「とんかつ檍」と似ている所以はそこから。蒲田周辺でトレンドとなっているあっさりした脂の甘みが特徴で、臭みがなく冷めても固くならない豚肉「林SPF豚」を使用したラインナップで、とんかつだけでなく、生姜焼きも提供する。大森の「食事処 まるやま」も姉妹店。
◆場所
蒲田駅から徒歩3分
◆営業時間
11:00~15:30
◆定休日
日曜日
◆混雑状況
休日の昼に足を運びました。
10分ほど待ちました。
◆本日は【かつ丼】(¥1500)を注文。
「とんかつ檍」との関係性が深いこともありメニューは林SPFブランド豚肉のものがずらり。
とんかつは檍で何度も口にしているので今回は定評のある“かつ丼”をチョイス。かつ丼にはサラダと味噌汁が付く。
まずサラダが最初に運ばれてきた。フレンチドレッシングのようなものがかかっており、とんかつに載せられている千切りのキャベツとは異なるサイズのキャベツでこだわりを感じられる。ちょこんと乗った人参も。
かつ丼はとんかつよりも出てくるのが早かった
。テーブルに置かれた瞬間にミツバの良い香りが漂う。まず箸でつつくと、かつ丼の下に潜むご飯が出汁に浸って柔らかくなっているので、スプーンで食べた方が良さそうだ。
とんかつはとても分厚いが歯切れがよく、これぞ林SPFという甘い脂が魅了してくれる。出汁がしっかり染み渡り、少ししなっとした衣も剥がれることなく豚肉にフィットしているのもプロ技。とんかつを支えるようなとろみのある卵もまた一興。想像以上にボリュームがありお腹が膨らせて来店した方が良さそうだった。
最後に味噌汁はシャキシャキの白菜とゴロゴロとしたそぼろが入った豚汁のようなもので、溶けるような豆腐も入っている。
肉の質が非常に高く、満足度だった。