4000 Chinese Restaurant!シンのグルメ日記
広尾駅より徒歩12〜15分の場所にある中華料理屋さん 4000 Chinese Restaurant。
全国からグルメな方々が集う、カウンター席中心の中華料理店。2021年2023年中国料理tokyo百名店だけでなく、2020年より4年連続で食べログbronzeに選出されています。
高級中華料理店のなかでは、比較的リーズナブルな価格でランチを楽しめるのが魅力。おまかせサイトで予約をとっており、少し先の日程であればネット予約を取りやすいのも嬉しいポイントです。
今回いただいたのは、ランチのおまかせコース。ひんやりと冷たい、蛤と冬瓜を使用したすり流しでコーススタート。ビーツの酸味やライムの風味によって、臭みを抑えたラム肉の串焼き。ホロホロになるまで柔らかく火入れした肩ロース肉と、スープを吸った熱々大根が嬉しいバクテースープ。一足早く入荷した松茸や、渡り蟹をサッと揚げて衣を纏わせ、卵白ソースを合わせた、キノコと蟹の旨味を同時に楽しめる一皿。黒トリュフをふんだんに振りかけた、豚肉のスープがジュワッと溢れ出す風味豊かな小籠包など、高級な食材を惜しみ無く組み合わせた料理が続きます。
身も食べられるように、独自の焼き方でじっくり時間をかけて火入れした北京ダックは、表面はパリッと芳ばしく中はジュワッと肉汁あふれる仕上がりで、これまで食べた北京ダックの中でもダントツのクオリティ。甘くてフルーティな甜麺醤のソースと、酢豚のような濃厚な梅のソース2種類の味付けで楽しめるようになっており、いくらでも食べられそうな最高級のメイン料理です。
じゃがいもを使用したカダイフ巻きのような衣で、プリプリの伊勢海老を包み込んだ後、マンゴーマヨネーズソースを合わせた贅沢な海老マヨ。中華らしい香味油のソース、2年熟成のカラスミ、ふわっと火入れしたハマチを同時に堪能できる海鮮料理。唐辛子や山椒をたっぷりと使用した、ピリッとした辛味の中にスパイスの旨味が光る鶏肉と穴子。土鍋でふっくらと炊き上げた山形県産つやひかりと、辛味と塩味のバランスが良くご飯が進む回鍋肉、ヒリつく辛さが病みつきになる絶品麻婆豆腐、ザーサイ、薬膳スープなどをいただける締め料理まで、味付け、バランス、量感、全てにおいて大満足のコースメニューでした!
口溶け豊かなトロトロの杏仁豆腐、口に入れた瞬間スパイスの香りが鼻腔を抜けるカルダモンのエスプーマ、クコの実、黒酢などを組み合わせたデザートも素晴らしく、至福の時間を過ごせる中華料理店なので、ぜひ訪問してみてください。
ごちそう様でした!