箕面大滝は、大阪府箕面市にある日本三大名瀑のひとつです。その滝の近くには、毎年6月中旬から下旬にかけて、ゲンジボタルが飛び交う姿が見られます。そのホタルを見に行ってきました。
夕方に阪急箕面線の箕面駅から徒歩で約40分かけて、箕面公園に到着しました。公園内は暗くなり始めていて、遊歩道沿いにはオレンジ色のやわらかい灯りが点灯していました。滝道を歩き始めると、すぐにホタルの光が目に入りました。川辺や木々の間から、小さくて優しい光がふわりふわりと点滅していました。時々、ホタルが目の前を横切ることもありました。
滝道を進むと、ホタルの数も増えてきました。特に川沿いから外れたスポットでは、ホタルがたくさん集まっていて、まるで星空のようでした。滝の水音とホタルの光が合わさって、とても幻想的な雰囲気でした。周りの人々も静かにホタルを眺めていて、自然と心が落ち着きました。
私は約1時間ほどホタルを楽しみました。その間にも、ホタルはずっと光り続けていました。夏の夜の涼しさと美しさを感じることができました。箕面大滝のホタルは、自然豊かな場所で見られる貴重な風景だと思いました。