レストラン 高津!シンのグルメ日記
下関駅より徒歩20〜25分の場所にあるフレンチ料理店 レストラン 高津。
どんどんと評価を上げており、山口県を代表するお店へと登り詰めた雰囲気のよいこちらのお店。2023年フレンチwest百名店に選出されています。
高津シェフは福岡や海外のレストランで研鑽を積んだ後、縁あって下関の有形文化財でお店を出すことにされたそう。下関特有の海産物や、食材を使用した料理の数々が光ります。
今回いただいたメニューはこちら。
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◾マッシュルーム
サーブいただいた瞬間に、芳醇なトリュフの香りを感じる一品目のスープ。きのこの香りを濃縮した、温かく濃度のある口当たりも最高。
◾平貝、蕪、カボス
蕪の優しい甘味と、カボスの清涼感のある香りによって、炭火で炙った平貝の美味しさがグッと際立った一皿。
◾鯖、フロマージュブラン
軽く締めることによって旨味の濃縮した鯖に、酸味のあるフロマージュブラン、ディルの香り、クランブルの食感が絶妙なバランスで合わさっており絶品。
◾マグロ、茄子、山芋
燻製した香りが印象的なこちらのメニュー。味の濃いマグロと、茄子の甘味や、山芋のシャキシャキとした食感が上手くかけ合わさっています。
◾鰆、赤玉ねぎ、唐墨
シェリービネガーで和えた酸味のある茗荷、赤玉ねぎ、ネギなどの薬味と、酸味に負けないほど肉厚で旨味の強い鰆の組み合わせが秀逸。
◾鱈白子、渡り蟹、フェンネル
立派なサイズの鱈白子をふんだんに使用した、トロトロのフラン。渡り蟹の旨味を抽出したコク深いソースの味も堪りません。
◾白菜、ブルーチーズ
これまで食べた白菜の中でも、ダントツのクオリティを感じた素晴らしい一品。炭焼きにしてじっくり火入れすることで、フォークを入れると肉汁のように白菜の水分が溢れ出す仕上がり。
◾穴子、白茄子、えのき
サクサクにフリットした穴子を、魚のアラを炊いて作った白湯スープに漬けていただく、海鮮が豊富な地域ならではの一品。カリカリに焼いたエノキの食感や、柔らかく火入れした白茄子も美味でした!
◾無角和牛、舞茸、はなっこリー
和牛4種の中でも最も希少とされる、山口県産の無角和牛をいただけるのはこちらのフレンチ料理店ならでは。弾力の強いもも肉をじっくり火入れすることによって、力強い味わいとヘルシーな味の両立を実現しており、このお店まで食べに来る価値のある絶品料理です。
◾ナガノパープル、赤紫蘇
デザートまでボリュームたっぷりで満足度の高いコース構成。スッキリとしたヨーグルトと、芳醇な甘味のナガノパープルが印象的。
◾ショコラ、林檎
最後は舌触り滑らかで濃厚なショコラと、選べるフレイバーの紅茶でコース終了。
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他県から顧客が通うのも納得の絶品フレンチを堪能できるので、ぜひ訪問してみてください。
ごちそう様でした!