災害による無縁仏に江戸時代の著名人も眠る寺院
両国駅西口(南側)を出て、国技館通りをまっすぐ進むと、回向院の丸い屋根の印象的な山門があります。
山門をくぐると、参道には駐車スペースがあり、突き当たりに本堂。
本堂内に入って参拝もできます。
本堂内には御本尊阿弥陀如来が安置され、背面には千体地蔵尊が御本尊をお守りするように並んでいて、美しく荘厳な雰囲気につつまれます。
この回向院は、明暦の大火を契機に開かれた寺院で、様々な災害による犠牲者を弔う多くの供養碑が建立され、ありとあらゆる生命が埋葬供養されています。
また、ねずみ小僧の墓など、江戸時代の著名人の墓があり、江戸時代から多くの参拝者の訪れるスポットだったそうです。
参拝当日は、受験シーズンだったこともあり、ねずみ小僧の墓に合格祈願に訪れる受験生の姿も多かったです。