スタンダード
地下鉄成増駅にある行列を作るラーメン屋。1995年に高田馬場で創業後、建物の老朽化により2014年に閉店。その後、2016年から現在の成増駅にリニューアルオープン。東池袋大勝軒へのリスペクトから生まれたとされる豚骨、鶏ガラ、鰹節、鯖節を使用した動物系×魚介系のバランスが取れたスープが特徴。約12年間勤めた弟子は高田馬場の移転後にべんてんから譲り受けた製麺機と共に“自家製麺中華そば としおか”を創業し瞬く間に人気店へ。
◆場所
地下鉄成増から徒歩4分
◆営業時間
11:00〜14:30
◆定休日
日曜日
◆混雑状況
休日の昼に足を運びました。
15分ほど並びました。
◆本日は【塩らーめん】(¥1050)+【味付玉子】(¥100)を注文。
店内はオープンキッチンでカウンター席のみ。真夏でもドアが空いており、クーラーがほとんど効いていない中での飲食となるので冷やし塩油そば以外を食べる場合は夏の来店は非推奨。ご飯ものなどはなくラーメンのみ。
この日は暑い日で席に着いてから汗ダラダラで10分ほど待つと、鰹が香る塩らーめんが運ばれてきた。
見た目はかなり濃そうだが、飲んでみると鰹が効いていてあっさりめ。池袋大勝軒を模したお店は都内にたくさん点在するが、このお店はかなりスタンダードで馴染みのある味。
麺の量が普通盛りでもかなり多い。コシがあり、柔らかさも併せ持っているのでスープに反発するが、確かに美味いと言わせる底力がある。
トッピングは刻みネギ、チャーシュー、のり、メンマ、味玉とシンプル。味玉は黄身がとても柔らかく、チャーシューは弾力があり噛み応えもある。
ラーメンを沢山食べている人にとっては“もう食べ慣れてしまった味”で大きな驚きなどがないのは残念だが、慣れ親しんで何度も訪れているラーメンラバーに愛されているのが伝わってくる味だった。
確かにそこに愛はあった。