親子で収集した川越藩ゆかりの品々
埼玉県川越市久保町、成田山川越別院山門前の4階建のビルが川越城や川越藩のゆかりの品が展示してある川越歴史博物館です。
なんと私設の博物館で、展示品は親子3代で集めた貴重な品々。
好きが高じて博物館を開設できるまでになるなんて、それも親子3代に渡り、川越の歴史と文化に魅せられて大切に守り続けるとは。
3階フロアの甲冑の種類と数の多さには驚きです。
また、川越歴史博物館では展示品を実際に触ることができたりします。
受付の方が火縄銃や日本刀を「どうぞ持ってみて...」と。
一番印象的だったのは、鉄製の魚でした。
魚の胴部がまるで泳いでいるが如く、滑らかに動くのです。
これは展示品を見るだけでは絶対に伝わらない。
この滑らかに動く魚は、現代の技術では再現が出来ない貴重な工芸品ということでした。
私設で、しかも触れる事ができる博物館の入館料500円は安いと思います。
2年半ぶりに川越を訪れ、今回はじっくりと見学しようと思っていましたが、館内整備のため休館と看板が立っていました。