震度7や火災時の煙を体験して、身を守る方法を学ぶ
本郷通り沿いの滝野川消防署の隣に建つ東京都北区防災センター。(東京メトロ南北線西ケ原駅から徒歩3分)
その中にある施設の「地震の科学館」は、無料で災害時の心構えや対応を学べる施設です。
一階の入口は通路を挟んで左右にありますが、左の入口が受付となっています。
右の入口は、地震の体験室や火災時の煙体験室となっており、1時間ごとに、9:00~16:00まで体験が実施されています。
開始10分前までには、受付を済ませておいた方がいいと思います。
左側の入口を入ると正面に、大地震で引き出しの中身が飛び出し、家具が移動してしまったキッチンの再現、崩れた外壁やブロック塀の再現、モニターには災害体験者の映像が映し出されていて、災害の恐ろしさを改めて感じます。
向かい側の体験室では、フローリング、絨毯、畳の3つに仕切られたスペースで、震度2~7までを体感します。
それも座っているとき、立っているとき、空の状態で外から見学とパターン別に体験。
巨大地震の発生時にできることを知り、いかに身を守るかについて学びました。
煙体験室では、煙(無害な気体使用)の充満する真っ暗な通路を姿勢を低くして、壁と非常灯を頼りに歩きます。
真っ暗な空間で、距離感を失うことや煙の恐ろしさを学び、非常口の確認等、災害時への心構えを新たにしました。