東京都府中市にある大國魂神社。
大國魂神社は大國魂大神を武蔵国の守り神としてお祀りしています。この大神は出雲の大国主神と御同神で、大昔武蔵国を開かれて、人々に衣食住の道を教え、又医療法やまじないの術も授けられた神様で、俗に福神又は縁結び、厄除け・厄払いの神様とのことです。
大國魂神社の現在の拝殿は明治18年官幣小社に昇格した年に改築したもので、昭和53年に改修されています。
内部で拝殿と幣殿に分かれ、構造は流造・切妻千鳥破風・銅板葺素木造で少し。かつて将軍徳川家康が慶長年間に造営した社殿は拝殿と本殿の間に幣殿が建立されていたそうです。拝殿正面「総社六所宮」の扁額は江戸時代中期の書家勝間龍水によるもので、とても大きくて立派なものです。