おしゃれなコース
武蔵小杉駅から徒歩6分、隠れ家的なイタリアン&モダンフレンチのお店。
このお店は丁寧に作り込まれたお料理と、ワインの組み合わせが芸術的なお店です。
今回頂くのは、2021年の10月4日から12月4日までの限定メニュー。
「旬の食材を使ったシェフのおまかせ秋のコース」(5350円:税抜)で、ワインは「ワインマリアージュセット」(3450円)を注文。
◆◇24ヶ月熟成のパルミジャーノ・レッジャーノのクロカンテ◇◆
木のブロックの上に小石が乗り、その上にカリッと焼かれたパルミジャーノ・レッジャーノ。
クロカンテとは、イタリア語で「カリカリに焼いた」という意味。
チーズの旨味が口の中にじわじわ広がって、チーズ好きとしては大歓喜なのは言うまでもないね!!
この料理に合わせたワインは「グレラ・スプマンテ」。フルーティーで切れがあるワインで、チーズとの相性はばつぐんです。
◆◇天草産 真鯛の低温調理 カブと塩こうじのピュレを添えて◇◆
真鯛の皮はカリッと、身はフワフワ! 真鯛の奥深い旨味がどっしりとしています。
際立つ素材の美味しさと、白麹のコク・カブの優しい甘さが協調したピュレが、全体の美味しさを優しく包んでくれるのです。
この料理に合うワインは「サン・ヴィンチェンツォ」。色んな花の芳しさを感じるような、フルーティーな香りだと思います。
◆◇タスマニアサーモンのコンフィ ポルチーニとホウレン草のソース◇◆
サーモンはカリカリふっくら、レンコンもサクサク感、濃厚なポルチーニソース。
口では言い表せない美味しさで、迫り来る野生感あふれるコクが、口の中にジンジンと広がります。
このお料理に合わせるワインは「ジ・アトム」。柑橘系を思わせる爽やかな香りで、お魚料理にもさすがの相性。
◆◇ハンガリー産鴨肉の赤ワイン煮込み・鳴門金時のピュレを詰めたアニョロッティ・ダル・プリン◇◆
いろいろな動物の肉を、薄く伸ばしたパスタで包んだもの。
上に乗せられた鴨肉は、いかにも肉!!な食感を楽しませてくれますね。赤ワインで煮込まれているだけあって、フルーティで濃厚な味わい。
これに合わせるワインは「サリチェ サレンティーノ・リゼルヴァ」。樽の木の風味をしっかりと感じるような香ばしいワインで、料理によく合いますねぇ。
◆◇豪州産 子羊もも肉のロースト・メークインのピュレとカチャトーラソース◇◆
見るからに美しい肉!! そして、噛めばかむほどあふれる、このうえなく極上の肉の旨味。
カチャトーラ(猟師風)といいますが、イタリアの猟師は、いつもこんなウマいモン食ってんのけ!?
赤身の肉を食ってる感、脂身のジュワジュワな甘み。脇に添えられたマイタケとシメジがいい仕事していますよ。
このお料理に合うワインは「チンクアンタ」。濃厚な果実味と、王道のフルボディのコッテリ感が、しっかりした食べ応えとジューシーな肉に合います!!
◆◇自家製パン◇◆
このパンは、ポルチーニソースの時に出てきます。
自家製のパンは外はカリカリ、内側はフワフワで、お料理のソースとの相性は最高です。
◆◇モンブラン ローズマリーのジェラート添え◇◆
ザクザクした食感のビスキュイの上には、甘いマロンクリーム。
その中間にはこってり感あるブランマンジェで、さらに酸味の効いたカシスムースが効いていてます。
脇に添えられたのはローズマリーのジェラートで、お花の香りがふぁーっと広がります。
そして食後のドリンクはコーヒーか紅茶です。この日はコーヒーを頂きました。
◆◇◆後記◆◇◆
このお店は店員さんの接客も柔らかで、丁寧で、お料理の説明もわかりやすくて、親しみがあって良かったです。
このお店は使い勝手もよいし、安心して通うことができるので、また是非とも通わせていただきたいお店です!!