4.0

吉祥寺にある定食屋。1984年創業。鮮魚店『魚初』の直営店で素材の良さは折り紙つきのこのお店。魚定食の中でもとりわけ煮魚の定食が人気で、キンキやのどぐろから、カレイ、金目鯛、にしんまで季節や仕入れによって様々な魚を楽しめる。煮魚定食で使用している煮魚の甘いタレは創業当初からずっと注ぎ足して使用。ホタテやアサリから出汁をとったお味噌汁、ご飯はおかわり無料。

◆場所
吉祥寺駅から徒歩6分

◆営業時間
［平日］
【ランチ】　11：30 ～ 14：15(L.O.)
【ディナー】17：00〜20：30(L.O.)

◆定休日
日曜日

◆混雑状況
平日の夜に足を運びました。
すぐに入れました。

◆本日は【のど黒煮付け定食】(¥2000)+【ネギトロユッケ】(¥550)を注文。
ワンルームくらいの小さなお店だが店内がくっきりと見えるガラス張りの外装と、木材のテーブル、落ち着いた照明がお洒落な雰囲気を醸し出す。

このお店で人気なのがキンキの煮付け定食(¥1900)とのど黒煮付け定食(¥2000)。お客さんは常連が多いようで流れるように注文する。注文を聞いていると”ネギトロユッケ”を頼む人が多いので郷にならって追加で注文。

店内は高校生くらいの女性と厨房の女性店員、2人で切り盛りしていた。

ご飯とお味噌汁はおかわり無料。
ほっと一息つけるような味噌汁は白味噌でネギとシジミがたっぷり。

のどぐろは、骨を持ち上げるとぽろりと身が剥がれるくらい柔らか。口溶けするような柔らかい“のどぐろ”の身が甘いタレを纏って口に運ばれる。普通くらいの硬さのご飯だが、のどぐろと合わさると粒たちすら感じてしまう。一方でお新香がサクサクとフレッシュな味付けなので口直しにぴったりだ。

ひじきは優しい味付けで、家庭で食べるような安心感があった。

最後にネギトロユッケはとろっとろのマグロに黄身が1:1に絡まる。たっぷりのワサビやネギもご飯にしっかりマッチするクセになる一品だった。

煮魚の美味しさを改めて感じられるような鮮度の高さがそこにあった。冷たいお茶とお高級感のあるおしぼりなど随所にお客さんを満足させるための気配りが込められていたように思う。

5.0

定食百名店ですがお値段も味わいも理想的なお店でした

向き合う形のカウンター席10席
2名のテーブル席2席
空いているカウンター席にどうぞという事でした

メニューは壁紙にかかっている黒板に定食
それとは別にカウンターの衝立に
刺身単品と定食があると書いてありました
高級魚のきんき、のどぐろ¥1,700-を筆頭に
¥1,100-〜¥1,300-の魚が合計13種

どれも美味しそうで悩ましい限りでしたが
生ホッケ煮付け ¥1,200-に決めました
秘伝のたれを使った煮付けが人気という事で
粕漬けや塩焼きが好みだけどここは煮付けに

お水とお茶はご自由にどうぞとありますが
はじめの一杯は一人一人可愛いお茶碗で
出してくださいます

ホッケは焼き魚でしか食べたことがなかったけど
煮付けはなかったのでどんなものか楽しみでなりません

10分くらいして注文の品が来ました
大きなホッケ！しじみの味噌汁、山菜の煮物
ご飯、漬物の5品
とても立派なランチ定食

ホッケはふわふわの良質な身
身離れも良く極上の味わい
たれもご飯にワンバンしていただきますが
至福の味わいです
さっぱり系の米が甘く煮た魚を引き立てていて
絶妙なバランスも良き

しじみの味噌汁も美味しい
出汁から丁寧にとっているのがわかります

漬物や煮物もいい箸休めになりました

店員さんもとてもご親切でありがたかったです

吉祥寺駅から5分程歩きます
予備校の横を抜けた隣の建物
マンションの中かな？と思ったら
道沿いがエントランスで木のドアから入ります

定食でメインがしっかりカツンと美味しいのに
久しぶりに出会えてよかったです
常連さんは定食にプラス刺身3種盛り合わせでした
次は是非それにしてみたいと思います