エリスマン邸は、横浜市の山手・元町エリアにある西洋館のひとつです。横浜市が管理しており、無料で入館することができます。もともとは生糸貿易商社シーベルヘグナー商会のエリスマン氏の邸宅で、大正時代の1925年代半ばに建てられました。概観は白がベースで、窓枠など所々がエメラルドグリーンに塗られている、おしゃれな建物です。室内展示を工夫したイベントやコンサートが年間を通してよく行われており、春の「花と器のハーモニー」や「ハロウィン」「クリスマス」等、西洋館にマッチしたインテリアや小物で飾り付けられ、写真を撮る人でにぎわいます。館内のカフェ「しょうゆきゃふぇ」では生卵をつかった生ぷりんが人気です。
エリスマン邸は、生糸貿易商社シーベルヘグナー商会の横浜支配人格として活躍した、スイス生まれのフリッツ・エリスマン氏の邸宅でした。大正14(1925)年から15(1926)年にかけて、山手町127番地に建てられました。設計は、「近代建築の父」といわれるチェコ人の建築家アントニン・レーモンドです。
創建当時は木造2階建て、和館付きで建築面積は約81坪。屋根はスレート葺、階上は下見板張り、階下は竪羽目張りの白亜の洋館でした。煙突、ベランダ、屋根窓、上げ下げ窓、鎧戸といった洋風住宅の意匠と、軒の水平線を強調した木造モダニズム的要素を持っています。設計者レーモンドの師匠である世界的建築家F.L.ライトの影響も見られます
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