4.0
プレフィクス
新宿御苑前駅から新宿通りを2丁目方面に進んだところにあるフランス料理屋さん。仏国旗がディスプレイされているところの階段を地下に降ります。
このお店の存在は、10年以上前から知っていて、ブックマークしていたつもりですが、この地下の階段を初めて降りることになります。
店内は、こじんまりとしていて、座席は一列のみ。スタッフもシェフとホール係りの2名で切り盛りしています。ホール係りは、フランス料理という華やかな印象からは地味な方で一生懸命が伝わってきて、好感が持てます。
ディナーメニューは、3つのコースがあります。Cコース@6200円は、前菜+魚+肉+デザート+コーヒーという構成です。
料理はプレフィクス形式で、前菜・魚・肉とそれぞれの料理を自分で選ぶことになります。
ワインは、季節もののボージョレ―ヌーボーをいただいてから、ハウスワインの白をカラフェでいただきました。
前菜は、タコとイカのサラダ&アサリの冷製スープとズワイガニプリン。
見た目鮮やかなサラダですね。これをサラダというと誤解される一品です。ズワイガニプリンって食べるまでどこが蟹なのよ?と思うのですが、食べると蟹でした。フランス料理らしい一品と言う感じです。
魚料理は、海鮮のパイ包み焼きですね。このパイ生地で包むというのがフランス料理らしいですね。
肉は、牛ほほ肉赤ワイン煮と仔羊モモ肉のソテーです。牛ほほ肉の方は、玉葱のトッピングが光りますね。こんな飾り付けするんだという驚きです。
今回の料理の一番は仔羊ですね。何の臭みもなく柔らかい美味しいお肉でした。
デザートも小じゃれた感があり、なんでもかんでもこんなにきれいに盛り付けて、大変ですねぇと言いたいところです。
10年の想いを果たすことができて、満足です。
最後の会計は、キャッシュオンリーですが、この価格でこの内容でしたら納得です。
リーズナブルにフランス料理を楽しむことができるお店だと思います。
マイベストレストラン2017入り決定です。