昔虎ノ門に港屋というラー油そば発祥の店がありました。漫画「課長 島耕作」にも度々登場した有名店でしたが、残念ながら2019年に閉店。その港屋の流れを汲む唯一のお店として、2016年から本店の別館的に営業していた港屋2が現在も大手町で営業を続けています。
港屋2のメニューは「冷たい肉そば」1択で、つけ蕎麦スタイルの肉そばを立ち食いでいただきます。蕎麦は讃岐うどんに勝るほどのコシの強さ。冷たくシャキッとした蕎麦は喉越し良好で、スルスルと胃袋に収まっていきます。
そして、この麺の相方であるつけ汁の方は、比較的甘めの味付けながら、それを凌駕するほどのラー油の香ばしさ。蕎麦の強力なコシにも全然負けず、むしろお互いの存在感がうまく噛み合って、猛烈なインパクトのある唯一無二のつけそばに。そりゃあ、周辺のビジネスマンが足繁く通うのもわかりますよ。
1つだけ注意点。港屋2は公式情報では夜営業もありになっていますが、実際はランチタイムで売り切れて終了になる可能性が高いです。そのため、港屋2のラー油そばにありつくためには、何としても平日の日中に時間を作って行列に並ぶ必要があります。
東京メトロ大手町駅すぐ近くの星野リゾートが運営する高級旅館「星のや東京」の入り口横で、看板も実質無しで謎の行列が昼にできており、何なのかといつも思っていました。そば店の「港屋2」だと聞いてからも、まだ一回も行ってませんでした。
ラーメンやでみる『多機能な食券自販機』とは異なり機械が受け付けるのは1000円札のみで、何とメニューは1000円のランチ単品のみ。
トレーには、ラー油が光るつけつゆの器と生卵。都度都度大盛りの肉そばを皿に持って、トレーにおいてくれる。
和風出汁とは違い、つけつゆは少し甘めでラー油でピリッとしている。大量に加えられた長ネギと、多めに混ぜられた豚肉とのバランスが良い。
最後にそばつゆで出汁を割って、なかなか満足度は高かった。列ができるのは当然かもしれない。
周辺ビルの駐車場を利用
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