4.0
(味の感想は★からです)
今回のお店は【北海道海鮮・個室情緒 ~ 23番地 ~ 新宿東口店】さん。
新宿にありますは、北海道の海鮮をリーズナブルに味わえる居酒屋さん。
海鮮居酒屋には嬉しい、日本酒マイスターの方がいるお店で、日本酒はもちろんクラフトビールなんかも置いてて、雑多な居酒屋さんでは考えられない、お酒への拘りを感じます。
時刻は19時半。
土曜日ということもあってか店内ほぼ満席。
私たちは半個室のお席。
他にも完全個室や、掘りごたつなんかもあるみたい。
私達はノリの良い店員さんにオススメしてもらった【珍味盛り合わせ】【白子】【秋刀魚のお刺身】【漁師町の板盛り】【赤イサキの煮浸し】【味噌揚げ】【地鶏のざんぎ】【蟹ぶっかけ出汁巻き玉子】【一合升のますちらし】をオーダー。
しばし待っているとほどなくして、盛り合わせと飲み物到着。
それではいただきます。
Report〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜★
★・珍味盛り合わせ
あん肝、松前漬け、とろサーモン塩麹和え、数の子にしんの4種。
どれもかなり美味しかったですが、あん肝は抜群でしたね。はりはり醤油と呼ばれる『食べるラー油』の醤油ver.がかなり美味しい。
どれもこれも酒盗の称号を欲しいがままに、お酒にめちゃくちゃ合います。
ここでいただいのは『光栄菊』と呼ばれる日本酒。少し変わり種な香りが特徴的で、珍味達とも相性良く、最初の日本酒にぴったり。
・白子
意外と人生初の白子。
ぷりぷりで、ふわふわな絶妙食感に弾けるミルクのような旨味。
普通に美味しいなぁーって思ってましたが、白子好きの友人は『この白子まじ旨い!』って言ってたので、この白子はまじ旨いんだと思います。
・秋刀魚のお刺身
良い秋刀魚が入ったからと店員さんのおすすめでお刺身に。
生の秋刀魚はお寿司屋さんでしか食べた事ないですが、これがまた絶品。
上品な甘さと光り物特有の後味、生姜醤油との相性ばっちり。これはちびちびと食べて、日本酒をちびちびと合わせたい。
・漁師町の板盛り
甘エビを含む7種のお刺身の盛り合わせがまさかの1500円。
これだけで、かなりの価値がありますよ。
お刺身の質も申し分なく、2800円以上はする内容でしょうねぇ。
この辺りで日本酒は『永寳屋』純米辛口。
やはり美味しいお刺身にはオーソドックスな辛口が良く合う。お刺身は是非とも日本酒で合わせたいですね。
・赤イサキの煮浸し
ここで煮浸し。煮浸し大好きなんですよね私。
優しいお出汁をたっぷりと吸った赤イサキはほわほわ。最高。
茄子やかぼちゃも入っててこれまた旨い。
・味噌揚げ
お酒に抜群に合うという味噌揚げ。
味噌の塩気をしっかりと感じ、それを日本酒で流す。なるほど、これは止まらない。
これこそちびちびいきたいなぁ。
でも止まらないんだよなぁ。
酒呑みの嬉しい憂鬱。
・地鶏のざんぎ
かなり大きめげんこつサイズのざんぎ。
ジューシーで食べ応えのある王道の唐揚げ。
というか久しぶりに唐揚げ食べたな。こんな美味しんだね。唐揚げって。
・蟹ぶっかけ出汁巻き玉子
こちらもお店の名物。まさに映え。
出汁巻きの上にはたっぷり蟹。しかも少し炙ってある。これはがまた甘さが出て美味しい。
玉子に蟹とタンパク質爆弾で、つまみとしても良いし、単純に量感もあり、お安い。
個人的には煮浸しのお出汁につけて食べたい。
・一合升のますちらし
升に入ったミニちらし。升の香りがする面白いちらし寿司。
こいつについてくるあら汁がありえんくらい美味しくてびっくり。
ビビるほど採れた出汁がやばくて、これだけをおかわりしたかった。ってか汁物が好きなんだな、私。
epilogue〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
新宿という立地にある居酒屋さんでありながら、高コスパのメニュー、質の良いお料理、日本酒マイスターの選ぶお酒達、個室の多さ、どれをとっても居酒屋さんとしては、一個抜けている感じがしましたね。
店員さんのノリも良いし、だからって悪ノリしてるような客もいない。新宿では、良い意味で珍しいタイプの居酒屋さんではないでしょうか。
それではごちそう様でした。
美味しかったです。