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鮨 十兵衛!シンのグルメ日記
福大前西福井駅より徒歩15〜20分の場所にあるお寿司屋さん 鮨 十兵衛。
福井県1位の評価を得ており、全国でも屈指の人気を誇る最高級のお寿司屋さん。2021年2022年寿司west百名店だけでなく、2017年より7年連続で食べログsilver、bronzeに選出されています。
かなりの予約困難店ではありますが、Table Checkでネット予約をとることができ、日を選ばなければ空きが出ることもある印象。一度足を運べば次回の予約も取らせてくれるので、リピートしたい方にとっても嬉しい限りです。
今回いただいたのは、お昼のおまかせ握りコース。ランチは一品料理無しで握りのみのコースとなっており、その分夜に比べるとお手頃な価格設定。お酒やお寿司の追加注文を沢山するとそれなりの金額になりますが、コースとドリンク軽めであれば、1万円台でランチを楽しめます。
まずは弾力と旨味の強い白身あらの握りでコーススタート。夏も終わりが近づき、市場に出回り始めた鰆。今朝水揚げしたばかり、塩、酢橘の香りでいただく剣先イカ。脂がたっぷりと乗っており、臭みを感じさせない締めサバ。これほどねっとり濃厚なものは食べたことがないと思わせてくれる、至高の甘エビ。酸味のしっかりとした硬めのシャリと相性抜群な、色みも美しいマグロの赤身。青魚特有の香りと旨味がなんとも言えない小肌など、北陸のお寿司屋さんらしいネタが続きます。
甘エビよりも希少性の高い、とろける食感の牡丹エビ。冷やすことで身の締まりと旨味を強く感じる秋刀魚、なめらかで口の中に溶けていくようなイクラ。海苔からこぼれ出しそうなほど贅沢に使用したバフン雲丹、塩と酢橘で味付けした柔らか食感のホッキ貝炙り。ふんわりとして塩味も楽しめる松島の穴子。ネギのシャキシャキ食感と、濃厚なトロの脂が融合したネギトロ。空気を含ませたふわふわの焼き玉子まで、大満足のネタばかりでした!
苦味が強くお寿司の余韻を崩さない抹茶のブランマンジェも素晴らしく、何度も通いたくなるお寿司屋さんだったので、ぜひ訪問してみてください。
ごちそう様でした!